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歴 史 創世暦5325900年
最終更新日:2008/11/30

 

世界設定   創世紀の世界観
   閉鎖世界ディヴァイア

閉鎖世界ディヴァイア【へいさせかい-ディヴァイア】
 この世界は『ディヴァイア』と呼ばれる九つの大陸からなる世界。
 そして、この大陸の遥か上空には天使や神が暮らしている浮遊大陸がある。
 そのため地上は現世界、天空の天使達が住まう場所を天界、そのさらに上空にある神の住んでいる場所を神界と呼ぶ。
 この他にも魔界、冥界、幽界、霊界、死界、深淵という別世界と繋がっている。
 今この世界には様々な種族が暮らしている。
 だが、かつてこの世界を統治していた種族、人間は姿を消しつつある。魔物と魔族と呼ばれるモノ達に襲われたからだ。かつて栄華と繁栄を極めた種族も今は世界人口のわずか十パーセントを占めるのみである。そのため、この世界に暮らしているもの達のほとんどが身体能力に優れた亜人だ。


   異世界

異世界【い-せかい】
 かつてディヴァイアには門と呼ばれる異空間を繋ぐ道が存在していた。
 その名残として、ディヴァイアには様々な種族が暮らしている。
 亜人は元々ディヴァイアにはいなかった種族だ。
 だが、悪しき心に取り憑かれ闇に魂を売った魔皇族や魔獣になりそこなった魔物が地上に溢れかえるようになった。そのため、先々代の冥王はこれ以上ディヴァイアに魔物や魔族が入っていかないように異空間を繋ぐ道である全ての門を封じた。その為帰れなくなった亜人達がこの閉鎖世界となったディヴァイアに永住するようになった。彼等は元々戦う力に優れていた為に魔物や魔族を駆逐することができ、数を増やして今のようになった。
 異世界と称されるのは閉鎖世界ディヴァイアの周囲に存在する世界の事を言う。監視世界アービトレイア、そしてそのさらに周囲にあるのが調停世界イセリアルを含めて異世界という。
 ただ、監視世界アービトレイアの事は知っていても調停世界イセリアルの事を知っている者はそう多くない。


   

暦【こよみ】
 ディヴァイアは一年が七百二十日ある。一ヶ月が三十日で二十四ヶ月ある。
   第一月[陽の月]
   第二月[炎の月]
   第三月[時の月]
   第四月[熱の月]
   第五月[音の月]
   第六月[力の月]
   第七月[岩の月]
   第八月[命の月]
   第九月[雷の月]
   第十月[金の月]
   第十一月[聖の月]
   第十二月[光の月]
   第十三月[銀の月]
   第十四月[水の月]
   第十五月[空の月]
   第十六月[氷の月]
   第十七月[薫の月]
   第十八月[星の月]
   第十九月[木の月]
   第二十月[魂の月]
   第二十一月[風の月]
   第二十二月[幻の月]
   第二十三月[魔の月]
   第二十四月[闇の月]
 冥王が門を封じた年から創生暦で、それ以前は創世暦と呼ばれていた。
 創世紀第一部が始まるのは創生暦169445年。


   精霊

精霊【せいれい】
 この世界のいたるところに精霊が住んでいる。その精霊達が各地の気象をある程度操作している。
 つまり、氷の精霊が多いところは雪の降る極寒の地域となり、闇の精霊が多いところはいつでも薄暗い、熱の精霊が多いところは熱い、といった感じだ。
 気象に関係しているのは精霊だけでなく各属性の神も影響を及ぼす。
 何故なら、精霊を作ったのが神だからだ。
 神に何かが起こると精霊の力も激減してしまい、最悪の場合死滅してしまう。
 精霊のいなくなった土地は荒れてしまう。


   精霊術と紋章術

精霊術と紋章術【せいれいじゅつ-と-もんしょうじゅつ】
 精霊術とは精霊から力を借りることで発動させることの出来る力だ。
 人間なら比較的誰でも使えるが、亜人達は使うことができない。
 精霊術を使うためには呪文の詠唱と精神力が必要だ。そのため言葉や発音の影響を受けやすい。
 その際の呪文は精霊言語という独特の文法を持った言語を使用する。
 基本的にランクの低い精霊術ほど呪文の詠唱と消費する精神力が少ないが、使う精霊術の属性や場所によって消費量は変わる。

 紋章術は精神力さえあれば使用できるが、人間ではその精神力が足りない為、ほとんど扱うことが出来ない。
 片手で印と呼ばれるものを組み発動させる。印は二十六コあり、その組み合わせで発動する。ランクが低いほど印は少ないが、それも属性による。精霊術より格段に素早く発動できるが精神力の消費量は精霊術よりかなり上で、威力も消費する精神力に見合ったものが出るのでとても強力。
 元々、閉鎖世界ディヴァイアにはなく、異世界である門の向こうにある監視世界アービトレイアから亜人達と共に入ってきた。
 精神力の消費が多いので空いた手に杖や魔法道具など精神力を上昇させるアイテムや古代精神感応具[アルト=ジーラ=レゾナンツ]という意志を持ったアイテムを持って扱うのが一般的。

 精神力は誰でも持っているが、個人差が大きい。遺伝や種族も関係している。


   属性と反属性

属性と反属性【ぞくせい-と-はんぞくせい】
 全ての生命には生まれた時から属性というものが決まっている。
 その属性によって扱える術の属性が変わる。
 属性は主属性と副属性があり、この二つは他の術を行使する時よりも精神力の消費を抑えることができ、威力も大きく扱いやすくなる。
 反属性は主属性の対極に位置する属性で、この反属性にあたる術はいくら頑張っても発動しない。
 これは精霊術と紋章術における共通の法則だ。

 主属性がの場合、副属性は、反属性は
 主属性がの場合、副属性は、反属性は
 主属性がの場合、副属性は植物、反属性は
 主属性がの場合、副属性は、反属性は
 主属性が大地の場合、副属性は、反属性は植物
 主属性が植物の場合、副属性は、反属性は大地
 主属性がの場合、副属性は、反属性は
 主属性がの場合、副属性は植物、反属性は
 主属性がの場合、副属性は大地、反属性は
 主属性がの場合、副属性は、反属性は
 主属性がの場合、副属性は太陽審判、反属性は
 主属性がの場合、副属性は、反属性は
 主属性が生命の場合、副属性は太陽、反属性は精神
 主属性が精神の場合、副属性は空間、反属性は生命
 主属性が審判の場合、副属性は、反属性は
 主属性がの場合、副属性は空間、反属性は審判
 主属性が太陽の場合、副属性は生命、反属性は
 主属性がの場合、副属性は精神、反属性は太陽
 主属性がの場合、副属性は生命審判、反属性は空間
 主属性が空間の場合、副属性は精神、反属性は


   多重と時系

多重と時系【たじゅう-と-じけい】
 多重とは、三つ以上の属性を行使できる術師のこと。

 時系とは紋章術のみに存在するもので、二つ同時に発動させる事をいう。
 紋章術は片手で印を組んで発動させるものなので、両手で違う印を組んで紋章術を使用することができる。ただ、それをやるのはとても難しい。両手で全く違う印を組むためには相当高い技術力が必要。使用できるのは余程実力のある術者だけだ。精神力の消耗も格段に増加する。


   監視世界アービトレイア

監視世界アービトレイア【かんしせかい-アービトレイア】
 魔界、冥界、幽界、霊界、死界、深淵からなる世界。
 閉鎖世界ディヴァイアの周囲にある世界。
 それぞれの世界は全て冥界の門[ゲート]で繋がっている。他にも門[ゲート]はあるが、自由に行き来できるのは冥界と繋がっている門[ゲート]のみ。
 人間以外の種族、亜人や魔皇族、魔獣などが暮らしている。
 一日中、陽の光の当たらない世界。
 場所によっては瘴気という有害物質で汚染されている。
 人間ではとても暮らす事の出来ないような環境である。アービトレイアで一番環境が良いのが冥界である。そのため、この冥界には亜人がたくさん暮らしている。冥界以外で亜人が暮らしている事はない。他の世界で暮らしているのは全て魔皇族や魔獣だ。


   陽属性と陰属性

陽属性と陰属性【ようぞくせい-と-いんぞくせい】
 陽属性とは、炎・熱・大地・雷・光・聖・生命・審判・太陽・時の十コの属性をさしている。
 陰属性とは、水・氷・植物・空・闇・魔・精神・星・月・空間の十コの属性をさしている。

 陽属性と陰属性は反発しあい、互いに馴染めない。
 陽属性と陰属性は様々なものに作用している。


   下級属性と上級属性

下級属性と上級属性【かきゅうぞくせい-と-じょうきゅうぞくせい】
 下級属性とは、炎・水・熱・氷・大地・植物・雷・空・光・闇の十コの属性をさしている。
 上級属性とは、聖・魔・生命・精神・審判・星・太陽・月・時・空間の十コの属性をさしている。

 下級属性よりも上級属性の方が強い。
 下級属性と上級属性の術を使用した場合、下級属性の方が負けてしまう。
 下級属性で上級属性の術を相殺する事は出来ないが、上級属性で下級属性の術を飲み込んで消し去る事は出来る。
 下級属性よりも上級属性のほうが扱うのが難しい。


種族     創世紀に出てくる様々な種族
   銀猫族[アイルーロス]

銀猫族(アイルーロス)〈Ailuros〉
≪寿命≫
200年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
銀色の髪を持つ種族。
人型の種族で、銀色の猫の耳と尻尾が生えている。

≪能力≫
夜目が効き、暗い場所では目が光る。
猫なので素早い動きをする事が出来る。
鋭い爪を持っている。
身体能力は高いが、精神力はまるでないため、紋章術は使う事が出来ない。

≪備考≫
猫が原型の亜人だが、猫になったりはしない。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑いのが苦手だが、寒いのも嫌い。
肉より魚を好んで食す。


   一角銀馬族[アインホルン]

一角銀馬族(アインホルン)〈Einhorn〉
≪寿命≫
10000年

≪分布≫
ウトガルド大陸、イストリア大陸、ユグドラシル大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
頭に一本の大きな角が生えている。
銀色をしており、金色の瞳を持っている。
大きさは普通の馬と変わらない。

≪能力≫
高い精神力を持っている種族。
足がとても速い。
紋章術を使用する事が出来る。だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。
遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。

≪備考≫
群れで行動することが多い。
臆病なので、物音には敏感。誰かが近付くとすぐに逃げてしまう。
ヒトの近付かないような森の奥地で暮らしている。


   天翼族[アウィス]

天翼族(アウィス)〈avis〉
≪寿命≫
1000000歳

≪分布≫
ユグドラシル大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
背中に二対の翼が生えており、物凄いスピードで飛ぶことができる。
色素が欠落したかのように髪も目も肌も白い。

≪能力≫
神と契約することにより予知能力を得る。契約した神によって見られる予知能力の種類や規模、どれだけ先の未来を見る事が出来るか決まる。
本人の精神力にも左右される。
攻撃能力はない。
使用しようと思えば紋章術も使う事が出来るが、使用するものはほとんどいない。精神力のほとんどを予知能力に使用しているためだ。

≪備考≫
自然を愛し、人間を破壊者として嫌っている種族。
少数部族でかなり排他的。
同族に対しても考え方などが違うものに対しては容赦ない。


   白羊族[アリエース]

白羊族(アリエース)〈Aries〉
≪寿命≫
20000年

≪分布≫
ユグドラシル大陸

≪言語≫
天浄言語

≪特徴≫
人型の種族で、砂色をした渦巻状の角を持っている。男性と女性とでは角の大きさが違う。男性の角の方が大きい。
角の下から白い羊の耳が生えている。
肌の色が白い。

≪能力≫
高い精神力を有している種族。
力もかなり強い。
ただし、動きはひたすら鈍い。自分から攻撃を仕掛けてもまず当たらない。しかし、そのわりに反射神経は物凄く良い。脊髄反射で行う攻撃の方が当たるので、あまり自分から攻撃をしたりはしない。
身体能力はイマイチだが、精神力が高いので紋章術などの方が得意。
ただし、のんびりした性格をしているのでその高い精神力を錬金術に使う者も多い。

≪備考≫
羊が原型の亜人だが、羊になったりはしない。
群れで行動し、単独行動はほとんどしない。
一日十二時間の睡眠を必要としているのでかなりよく寝る。
みんなのんびりやさん。争いは基本的に嫌い。
暑さにも寒さにも強い。
まったりしている事が多い。
肉や魚が苦手な菜食主義者。


   黒鹿族[アリエーニ]

黒鹿族(アリエーニ)〈Arieni〉
≪寿命≫
800年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、ウトガルド大陸、ニフルヘイム大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
人型の種族で、砂色の枝分かれした長い角を持っている。男性と女性とでは角の大きさが違う。男性の角の方が大きい。
角の下から黒い鹿の耳が生えている。
肌の色が黒い。

≪能力≫
精神力を持っている種族。
高い持久力を持っている種族。
力もそこそこあり、素早い動きをする事も出来る。
精神力があるので紋章術を使う事が出来る。

≪備考≫
鹿が原型の亜人だが、鹿になったりはしない。
群れで行動し、単独行動はしない。
争いごとが苦手。
暑さに弱く、寒さに強い。
肉や魚が苦手な菜食主義者。


   黒虎族[イグゥアール]

黒虎族(イグゥアール)〈Iguearl〉
≪寿命≫
300年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、ニフルヘイム大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
金色の瞳を持つ種族。
人型の種族で、黒色の虎の耳と尻尾が生えている。

≪能力≫
高い攻撃力を有する種族。
力が強く、そこそこ素早い動きをする事が出来るが、持久力はあまりない。
鋭い爪を持っている。
身体能力は高いが、精神力はまるでないため、紋章術は使う事が出来ない。

≪備考≫
虎が原型の亜人だが、虎になったりはしない。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑さに弱く、寒さには強い。


   一角白馬族[イディナローク]

一角白馬族(イディナローク)〈Idhinalork〉
≪寿命≫
10000年

≪分布≫
ウトガルド大陸、イストリア大陸、ユグドラシル大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
頭に一本の大きな角が生えている。
白い色をしており、赤い瞳を持っている。
大きさは普通の馬と変わらない。

≪能力≫
高い精神力を持っている種族。
足がとても速い。
紋章術を使用する事が出来る。だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。
遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。

≪備考≫
群れで行動することが多い。
臆病なので、物音には敏感。誰かが近付くとすぐに逃げてしまう。
ヒトの近付かないような森の奥地で暮らしている。


   翼竜族[ウィングドラゴン]

翼竜族(ウィングドラゴン)〈Wing Dragon〉
≪寿命≫
60000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としてはかなり小さい、小型の竜。
鱗ではなく、鳥と同じような羽に覆われている。
背中に生えている翼は鳥と同じような形状をしている。
尻尾の先はふさふさした毛に覆われている。
淡い空色をしている。

≪能力≫
ヒトの姿になったりはしない。
これでも竜なので精神力は高い。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。大抵扱える属性は一つ。遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。
主属性は空。
強靭な鱗を持っているわけではないので防御力は高くない。
高い防御力を誇る。
空の攻撃に対する耐性はある。

≪備考≫
人懐っこい性格をしている。寂しがり屋でもあるので、必ず群れで生活している。
お人よしなのですぐに仲良くなれる。
草食で肉を食べたりはしない。


   黒狼族[ヴォルフ]

黒狼族(ヴォルフ)〈Wolf〉
≪寿命≫
2000年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、イストリア大陸、ウトガルド大陸、神教国ラインヴァン

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
黒色の髪と黄金の目を持つ種族。
人型の種族で、黒色の狼の耳と尻尾が生えている。

≪能力≫
高い持久力を有する種族。
力も強く、そこそこ素早い動きも出来る。
鋭い爪を持っている。
身体能力は高いが、精神力はまるでないため、紋章術は使う事が出来ない。

≪備考≫
狼が原型の亜人だが、狼になったりはしない。
群れで行動し、獲物を追い詰めて倒す。単独行動はほとんどしない。
暑いに弱く、寒いには強い。
肉が大好物。


   狐人族[ウルペース]

狐人(ウルペース)族〈Vlupes〉
≪寿命≫
3000年

≪分布≫
サファル大陸、イストリア大陸、ウトガルド大陸、神教国ラインヴァン

≪言語≫
天浄言語

≪特徴≫
動物の狐よりも二まわりほど大きい。
獣の姿をしていても話すのは天浄言語。
自分の意志で人の姿になることが出来る。変身後は完全な人型になるので、人間との区別はほとんどつかない。
精神力が高いほど、尻尾の数が多い。一尾から九尾までいて、九尾になると非常に高い精神力を持つ。
精神力が高いほど尻尾の数が多くなるので、年を経るごとに尻尾の数が増えたりする。

≪能力≫
高い精神力を有している種族。
人の姿の時と獣の姿の時では能力が違う。
獣の姿の時は、その見た目に寄らず重力を感じさせない軽やかな動作をする。
素早いと言うよりは身軽。
鋭い爪と牙があり、それで相手を攻撃する。
人の姿のときは、その高い精神力を活かして紋章術を楽々と使いこなす。
身体能力は獣の姿の時より格段に落ちる。

≪備考≫
獣人と呼ばれる普段は獣の姿をしている種族。
普段は狐の姿で過ごしている。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑さにも寒さにも強い。
お酒が大好き。


   古代竜族[エンシェントドラゴン]

古代竜(エンシェントドラゴン)族〈Ancient Dragon〉
≪寿命≫
100000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としてはそれほど大きいわけではなく、中型。
漆黒の鱗に覆われている。
人の姿に変身する事も出来る。しかし、翼や尻尾といったモノは変身後もそのままついている。耳は竜の翼になっている。

≪能力≫
身体能力、精神力ともに高い。
人型の時は紋章術を使いこなす。
知能が高いので、自分の主属性と副属性は完璧に使用できる。中には多重を扱えるものまでいる。
竜の姿の時は強靭な鱗により高い防御力を有している。紋章術の攻撃に対しても高い防御力を誇る。
主属性の攻撃に対する耐性はかなり高い。
主属性の吐息[ブレス]を吐く事も出来る。
鋭い爪と牙を持っている。

≪備考≫
竜族の中では最も古い種族。
身体能力、精神力ともに他の竜族を圧倒する。
竜の中で最も寿命が長い。


   羊人族[オウィス]

羊人族(オウィス)〈Ovis〉
≪寿命≫
15000年

≪分布≫
ユグドラシル大陸

≪言語≫
天浄言語

≪特徴≫
動物の羊と変わらない大きさ。
獣の姿をしていても話すのは天浄言語。
自分の意志で人の姿になることが出来る。変身後は完全な人型になるので、人間との区別はほとんどつかない。
白羊と黒羊がいるが、ひっくるめて羊人族[オウィス]と呼ぶ。

≪能力≫
高い精神力を有している種族。
人の姿の時と獣の姿の時では能力が違う。
獣の姿のときは寝ている事のほうが多い。
身体能力はイマイチな上、敵を撃退するだけの爪も牙も持っておらず動きも鈍いので、戦闘には全く向かない。
出来ることといえば体当たりぐらいである。
人の姿のときは、その高い精神力を活かして紋章術を楽々と使いこなす。
獣の姿が全くダメなので、人の姿で紋章術を使って敵を倒す。
獣の姿で戦ったりは絶対にしない。

≪備考≫
獣人と呼ばれる普段は獣の姿をしている種族。
寝るときは羊の姿をしているが、普段は人の姿をしている事が多い。
群れで行動し、単独行動はほとんどしない。
一日十二時間の睡眠を必要としているのでかなりよく寝る。
みんな争いごとが嫌い。
白羊と黒羊では性格が全く違うが、仲は良い。
暑さにも寒さにも強い。
肉や魚が苦手な菜食主義者。


   階級天使

階級天使【かいきゅう-てんし】
≪寿命≫
50000歳

≪分布≫
天界

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
背中に一対の翼が生えている。翼の色は瞳の色と同じ。

≪能力≫
高い精神力を有している種族。
主属性と副属性の神術を扱う事が出来る。
それ以外の属性を使えるものもいるが、主属性が陽のものは陽系の神術、主属性が陰のものは陰系の神術しか扱えない。

≪備考≫
主に世界を支える万物神の補佐的仕事をしている。その指示を出すのは階級天使のトップである十天使。守護天使に指示を出したりもするのも階級天使。
直接万物神の指示を受けたりする。
守護天使にも護衛天使にもならなかった万能型の天使が、こう呼ばれる。
階級天使には守護天使や護衛天使と違い、十四の階級があり、上下関係は厳しい。
上から順に、熾天使[セラフィム]、智天使[ケルビム]、座天使[オファニム]、法天使[トリスアギオン]、臥天使[スローン]、動天使[ガルガリン]、主天使[ドミニオン]、力天使[ヴァーチュー]、能天使[パワー]、術天使[ポテンティアティス]、儀天使[デュナミス]、権天使[プリンシパリティー]、大天使[アークエンジェル]、天使[エンジェル]。
それぞれの階級によって仕事は異なる。
天使の中で最も数が多い。


   海魔

海魔【かい-ま】
≪寿命≫
海魔によって違うが、概ね長命

≪分布≫
海の中なら何処にでも居る

≪言語≫
――――

≪特徴≫
姿は様々。魔物よりも多岐にわたっている。
普通の海の生き物の十倍以上の大きさがあるものがほとんど。

≪能力≫
知性はかけらもない。そのため、紋章術は行使しない。
戦闘力重視型、防御力重視型、俊敏性重視型、柔軟力特化型、状態異常特化型の五タイプいる。
戦闘力重視型は、魚や鮫のような姿をした海魔で、鋭い牙や大きな身体による直接攻撃が得意。
防御力重視型は、貝や海老、蟹などのように硬い甲羅をもっているモノや非常に硬い鱗を持っている海魔。硬い甲羅や鱗で高い防御力を誇る。
俊敏性重視型は、素早く海の中を泳ぎまわり、ヒット&アウェイで攻撃してくる。
柔軟力特化型は、タコやイカのように柔らかい身体を持っている海魔で、長い足は非常に厄介。柔らかいので刃物の攻撃は効きにくい。
状態異常特化型は、クラゲのように猛毒を持っている海魔。その毒は非常に強力。解毒がしにくいので厄介。薬ではほとんど無理なので紋章術や精霊術を使うしかない。
どのタイプの海魔も身体能力が高く、身体が大きい。

≪備考≫
海での生活に特化したタイプの魔物をこう呼ぶ。
魔物の中でもこの海魔が一番厄介。
よく船を沈没させる。
海の中にいるため、姿が見えにくく、攻撃も届きにくい。
魔物と同じく討伐の対象だが、見えないだけに難しい。
広い海を泳ぎまわるので遭遇する確立も低く、討伐は進んでいない。
群れで行動するもの、単独行動するものと様々である。
海の魔物は人間に寄らず恐れられている。


   黒猫族[カッツェ]

黒猫族(カッツェ)〈Katze〉
≪寿命≫
200年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
黒色の髪を持つ種族。
人型の種族で、黒色の猫の耳と尻尾が生えている。

≪能力≫
夜目が効き、暗い場所では目が光る。
猫なので素早い動きをする事が出来る。
鋭い爪を持っている。
身体能力は高いが、精神力はまるでないため、紋章術は使う事が出来ない。

≪備考≫
猫が原型の亜人だが、猫になったりはしない。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑いのが苦手だが、寒いのも嫌い。
肉より魚を好んで食す。


   黒羊族[カルネーロ]

黒羊族(カルネーロ)〈Carnero〉
≪寿命≫
20000年

≪分布≫
ユグドラシル大陸

≪言語≫
天浄言語

≪特徴≫
人型の種族で、砂色をした渦巻状の角を持っている。男性と女性とでは角の大きさが違う。男性の角の方が大きい。
角の下から黒い羊の耳が生えている。
肌の色が黒い。

≪能力≫
高い精神力を有している種族。
力もかなり強い。
ただし、動きはひたすら鈍い。自分から攻撃を仕掛けてもまず当たらない。しかし、そのわりに反射神経は物凄く良い。脊髄反射で行う攻撃の方が当たるので、あまり自分から攻撃をしたりはしない。
身体能力はイマイチだが、精神力が高いので紋章術などの方が得意。
かなり短気な性格をしているのが、こだわりが強いのでその高い精神力を錬金術に使う者も多い。

≪備考≫
羊が原型の亜人だが、羊になったりはしない。
群れで行動し、単独行動はほとんどしない。
一日十二時間の睡眠を必要としているのでかなりよく寝る。
みんな気が強く短気で妙なこだわりを持っている。
暑さにも寒さにも強い。
まったりしている事が多い。
肉や魚が苦手な菜食主義者。


   白羽鳥族[キュクヌス]

白羽鳥族(キュクヌス)〈Cycnus〉
≪寿命≫
400歳

≪分布≫
イストリア大陸

≪言語≫
空蒼言語

≪特徴≫
背中に一対の白い翼が生えている。
耳にあたる所から白い羽が生えている。

≪能力≫
それなりに精神力はある。
素早く動く事ができ、飛翔速度も速い。
耳が非常に良く、遠くの音も良く聞こえる地獄耳。

≪備考≫
精神力は天翔族や聖族に比べると格段に落ちる。
天翔族より素早い行動ができるが、飛翔速度は天翼族[アウィス]に劣る。
色違いでほぼ同じ種族である黒羽鳥族[コルニクス]とはとても仲が悪い。遭遇すると必ず喧嘩になる。昔から諍いが絶えない。


   兎人族[クニークルス]

兎人族(クニークルス)〈Cuniculus〉
≪寿命≫
400年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、ウトガルド大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
動物の兎と変わらない大きさ。
獣の姿をしていても話すのは地靖言語。
自分の意志で人の姿になることが出来る。変身後は完全な人型になるので、人間との区別はほとんどつかない。

≪能力≫
人の姿の時と獣の姿の時では能力が違う。
獣の姿の時は、軽やかなジャンプ力を持っている。
人の姿のときは、精神力を使って紋章術を使いこなす。
身体能力も獣の姿をしている時より格段に落ちる。しかし、獣の姿の時には戦闘能力がないので、獣の姿では戦ったりしない。

≪備考≫
獣人と呼ばれる普段は獣の姿をしている種族。
普段は兎の姿で過ごしている。
群れで行動し、単独行動はしない。
争いごとが苦手。
暑さにも寒さにも弱い。
肉や魚が苦手な菜食主義者。


   緑竜族[グリーンドラゴン]

緑竜族(グリーンドラゴン)〈Green Dragon〉
≪寿命≫
80000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としては大型な方。
深緑の鱗に覆われており、赤い瞳をしている。
大きな翼と尻尾を持っている。頭には大きな角が生えている。

≪能力≫
身体能力、精神力ともに高い。
ヒトの姿になったりはしない。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。大抵扱える属性は一つ。遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。
主属性は空か植物のどちらかになる。
強靭な鱗により、高い防御力を有している。紋章術の攻撃に対しても高い防御力を誇る。
主属性の攻撃に対する耐性はかなり高い。
主属性の吐息[ブレス]も吐くことが出来る。

≪備考≫
竜族といわれる中では定番の種類。
色と属性の違う竜は名前が違うだけで、たいして違いはない。
大きい身体をしているが、そんなに食べたりはしない。
植物や獣なども食したりするが、主食は空気中に漂っているマナ。この空気中に漂っているマナを吸収する事により生きながらえている。


   漆黒竜族[ケイオスドラゴン]

漆黒竜族(ケイオスドラゴン)〈Chaos Dragon〉
≪寿命≫
90000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としては最大の大きさ。
漆黒の鱗に覆われており、赤い瞳をしている。
大きな翼と尻尾を持っている。頭には大きな角が生えており、鋭い爪と牙も持っている。
ヒトの姿に変身することも出来る。しかし、翼や尻尾といったモノは変身後もそのままついている。耳は竜の翼になっており、その後ろから角も生えている。

≪能力≫
身体能力、精神力ともに高い。
人型の時は紋章術を使いこなす。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
紋章術を使用するよりも身体を動かすほうが得意。鋭い爪や牙による攻撃力は高い。最大の大きさを誇る巨体による体当たりは凶悪極まりない。
主属性は魔か月のどちらかになる。
竜の姿の時は強靭な鱗により、高い防御力を有している。並みの刃物は一切通さない。紋章術の攻撃に対する耐性も非常に高い。
主属性の攻撃に対する耐性はかなり高い。
主属性の吐息[ブレス]も吐くことが出来る。

≪備考≫
古代竜族[エンシェントドラゴン]の次に古くからいる竜。
攻撃力と防御力は古代竜族[エンシェントドラゴン]を遥かに凌ぐ。
大きい身体をしているが、そんなに食べたりはしない。
植物や獣なども食したりするが、主食は空気中に漂っているマナ。この空気中に漂っているマナを吸収する事により生きながらえている。


   鹿人族[ケルウス]

鹿人族(ケルウス)〈Cervus〉
≪寿命≫
700年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、ウトガルド大陸、ニフルヘイム大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
動物の鹿より二まわりほど大きい。
獣の姿をしていても話すのは地靖言語。
自分の意志で人の姿になることが出来る。変身後は完全な人型になるので、人間との区別はほとんどつかない。

≪能力≫
人の姿の時と獣の姿の時では能力が違う。
獣の姿の時は、高い持久力と素早い動きをする事が出来る。力もそこそこあるが、攻撃手段はない。
人の姿のときは、精神力を使って紋章術を使いこなす。
身体能力も獣の姿をしている時より格段に落ちる。しかし、獣の姿の時には戦闘能力がないので、獣の姿では戦ったりしない。

≪備考≫
獣人と呼ばれる普段は獣の姿をしている種族。
普段は鹿の姿で過ごしている。
群れで行動し、単独行動はしない。
争いごとが苦手。
暑さに弱く、寒さに強い。
肉や魚が苦手な菜食主義者。


   護衛天使

護衛天使【ごえい-てんし】
≪寿命≫
50000歳

≪分布≫
天界

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
背中に一対の翼が生えている。翼の色は瞳の色と同じ。

≪能力≫
身体能力が高い。
自分の力の分身を武器として具現化し、その武器と神術を使用して戦ったりする。
主属性と副属性の神術を扱う事が出来る。
それ以外の属性を扱う事もでき、複数の神術を使いこなせる。
主属性が陽のモノは陽系の神術、主属性が陰系のモノは陰系の神術しか使えない。

≪備考≫
主に世界を支える万物神の護衛を務める。
一人の万物神に対して、一人の護衛天使がつく。
いつも一緒にいるので万物神の秘書的役割も担っている。
万物神と階級天使の間を飛び回り、伝令のような役割も担っている。
この仕事をしている護衛天使は万物神付きの護衛天使とは別。
有事の際には万物神を護る事を優先させる。そのため、自身を省みないところがある。
天使達の中では最も戦闘能力が高い。
出生率は低く、天使の中で最も数が少ない。


   黄金竜族[ゴールドドラゴン]

黄金竜族(ゴールドドラゴン)〈Gold Dragon〉
≪寿命≫
90000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としてはそれほど大きいわけではなく中型。
黄金の鱗に覆われており、青い瞳をしている。
大きな翼と尻尾を持っている。頭には大きな角が生えており、鋭い爪と牙も持っている。
ヒトの姿に変身することも出来る。しかし、翼や尻尾といったモノは変身後もそのままついている。耳は竜の翼になっており、その後ろから角も生えている。

≪能力≫
身体能力、精神力ともに高い。
人型の時は紋章術を使いこなす。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
主属性は陽属性のどれかになる。
竜の姿の時は強靭な鱗により、高い防御力を有している。紋章術の攻撃に対しても高い防御力を誇る。
主属性の攻撃に対する耐性はかなり高い。
主属性の吐息[ブレス]も吐くことが出来る。

≪備考≫
黄金竜族[ゴールドドラゴン]は色の名前がついているので他の色のついた名前を持つ竜と混同されやすいが、黄金竜族[ゴールドドラゴン]と白銀竜族[シルバードラゴン]はそれよりも上位の力を持っている竜。
植物や獣なども食したりするが、主食は空気中に漂っているマナ。この空気中に漂っているマナを吸収する事により生きながらえている。


   黒兎族[コニーリュ]

黒兎族(コニーリュ)〈Coniglio〉
≪寿命≫
500年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、ウトガルド大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
青色の瞳を持つ種族。
人型の種族で、黒色の兎の耳と尻尾が生えている。

≪能力≫
精神力を持っている種族。
強い脚力を持っており、高いジャンプ力を持っている種族。
持久力もあり、そこそこ素早い動きをする事が出来るが、力はあまりない。
精神力があるので紋章術を使う事が出来る。

≪備考≫
兎が原型の亜人だが、兎になったりはしない。
群れで行動し、単独行動はしない。
争いごとが苦手。
暑さにも寒さにも弱い。
肉や魚が苦手な菜食主義者。


   黒羽鳥族[コルニクス]

黒羽鳥(コルニクス)族〈cornix〉
≪寿命≫
400歳

≪分布≫
イストリア大陸

≪言語≫
空蒼言語

≪特徴≫
背中に一対の黒い翼が生えている。
耳にあたる所から黒い羽が生えている。

≪能力≫
それなりに精神力はある。
素早く動く事ができ、飛翔速度も速い。
耳が非常に良く、遠くの音も良く聞こえる地獄耳。

≪備考≫
精神力は天翔族や聖族に比べると格段に落ちる。
天翔族より素早い行動ができるが、飛翔速度は天翼族[アウィス]に劣る。
色違いでほぼ同じ種族である白羽鳥族[キュクヌス]とはとても仲が悪い。遭遇すると必ず喧嘩になる。昔から諍いが絶えない。


   天空竜族[シエルドラゴン]

天空竜族(シエルドラゴン)〈Ciel Dragon〉
≪寿命≫
40000年

≪分布≫
神州国アスガルド天空の島エアーキャッスル

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としてはかなり小さい、小型の竜。
小さい鱗がびっしりと生えている。
大きな翼と尻尾を持っている。頭には大きな角が生えており、鋭い爪と牙も持っている。
尻尾の先はふさふさした毛に覆われている。
空色や濃紺など、青系の色をしている。

≪能力≫
ヒトの姿になったりはしない。
これでも竜なので精神力は高い。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。大抵扱える属性は一つ。遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。
主属性は空か雷のどちらかになる。
主属性の吐息[ブレス]も吐くことが出来る。
小さくても立派な鱗を持っているので、防御力は高い。
植物の攻撃に対する耐性はある。

≪備考≫
人懐っこい性格をしている。寂しがり屋でもあるので、必ず群れで生活している。
お人よしなのですぐに仲良くなれる。
神州国アスガルドの司令部の一部隊が手懐けて一緒に街を護ったりしている。


   白虎族[シャカール]

白虎族(シャカール)〈Shakal〉
≪寿命≫
300年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、ニフルヘイム大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
金色の瞳を持つ種族。
人型の種族で、白色の虎の耳と尻尾が生えている。

≪能力≫
高い攻撃力を有する種族。
力が強く、そこそこ素早い動きをする事が出来るが、持久力はあまりない。
鋭い爪を持っている。
身体能力は高いが、精神力はまるでないため、紋章術は使う事が出来ない。

≪備考≫
虎が原型の亜人だが、虎になったりはしない。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑さに弱く、寒さには強い。
肉が大好物。


   守護天使

守護天使【しゅご-てんし】
≪寿命≫
50000年

≪分布≫
天界

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
背中に一対の翼が生えている。翼の色は瞳の色と同じ。

≪能力≫
高い精神力を有している種族。
守護天使は特に主属性の力が強く出た天使。主属性の力のみを使い、副属性の力は使わない。
主属性の神術を行使する。

≪備考≫
主に世界を支える万物神の補佐的仕事をしている。その指示を出すのは十天使を筆頭にした階級天使であり、万物神に直接仕えているわけではない。
それぞれの属性にあった仕事をしている。
世界の気象を保ち、環境の状態を守っている。


   一角黒馬族[シュヴァルツアインホルン]

一角黒馬族(シュヴァルツアインホルン)〈Schwarzwald Einhorn〉
≪寿命≫
10000年

≪分布≫
ウトガルド大陸、イストリア大陸、ユグドラシル大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
頭に一本の大きな角が生えている。
黒い色をしており、青い瞳を持っている。
大きさは普通の馬と変わらない。

≪能力≫
高い精神力を持っている種族。
足がとても速い。
紋章術を使用する事が出来る。だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。
遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。

≪備考≫
群れで行動することが多い。
臆病なので、物音には敏感。誰かが近付くとすぐに逃げてしまう。
ヒトの近付かないような森の奥地で暮らしている。


   白銀竜族[シルバードラゴン]

白銀竜族(シルバードラゴン)〈Silver Dragon〉
≪寿命≫
90000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としてはそれほど大きいわけではなく中型。
白銀の鱗に覆われており、赤い瞳をしている。
大きな翼と尻尾を持っている。頭には大きな角が生えており、鋭い爪と牙も持っている。
ヒトの姿に変身することも出来る。しかし、翼や尻尾といったモノは変身後もそのままついている。耳は竜の翼になっており、その後ろから角も生えている。

≪能力≫
身体能力、精神力ともに高い。
人型の時は紋章術を使いこなす。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
主属性は陰属性のどれかになる。
竜の姿の時は強靭な鱗により、高い防御力を有している。紋章術の攻撃に対しても高い防御力を誇る。
主属性の攻撃に対する耐性はかなり高い。
主属性の吐息[ブレス]も吐くことが出来る。

≪備考≫
白銀竜族[シルバードラゴン]は色の名前がついているので他の色のついた名前を持つ竜と混同されやすいが、白銀竜族[シルバードラゴン]と黄金竜族[ゴールドドラゴン]はそれよりも上位の力を持っている竜。
植物や獣なども食したりするが、主食は空気中に漂っているマナ。この空気中に漂っているマナを吸収する事により生きながらえている。


   四翼鳥族[スィームルグ]

四翼鳥族(スィームルグ)〈Simurgh〉
≪寿命≫
2000歳

≪分布≫
イストリア大陸、ユグドラシル大陸

≪言語≫
空蒼言語

≪特徴≫
背中に二対の翼が生えている。
主属性が何であるかで髪の色と翼の色が決まる。
翼の色と髪の色は同じ。
耳にあたる所から翼が生えている。

≪能力≫
精神力はかなり高い。
主属性の紋章術は完璧に扱える。
大抵の四翼鳥族[スィームルグ]は生命の紋章術を扱える。
二対の翼を使ってかなり長い距離を飛翔する事が出来る。
ただし、それ程速くは飛べない。
耳が非常に良く、遠くの音も良く聞こえる地獄耳。

≪備考≫
争いごとを好まない温厚な種族。
そのため、生命の紋章術を扱おうとするものが多い。
精神を主属性として生誕する四翼鳥族[スィームルグ]はいない。
持久力があるので、大陸から大陸へ飛ぶ事も出来る。
滅多に攻撃系の紋章術は使わないが、使用した際の威力は結構凄い。


   聖族

聖族【せい-ぞく】
≪寿命≫
500年

≪分布≫
イストリア大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
耳が尖っている以外は人間と大差ない。
金髪と銀髪しか生まれない。

≪能力≫
高い精神力を有している種族。
記憶力がとてもいいので、紋章術の行使を容易く行う。
優れた記憶力により大抵の聖族は多重の行使が出来る。
時系を行使することも出来る。

≪備考≫
言葉を重要視している為、未だに古の言葉である神魔言語を使用している。
略語や通称を嫌い、モノの名前はキチンと呼ぶ。そのため、人を指す他称もほとんど使わず、名前で呼ぶことが多い。
同じような特徴を持っている森の精霊族[エルフ]や森の妖精[クォーターエルフ]、森の聖霊族[ハイエルフ]と間違われやすい。


   白鹿族[セール]

白鹿族(セール)〈Cerf〉
≪寿命≫
800年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、ウトガルド大陸、ニフルヘイム大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
人型の種族で、砂色の枝分かれした長い角を持っている。男性と女性とでは角の大きさが違う。男性の角の方が大きい。
角の下から白い鹿の耳が生えている。
肌の色が白い。

≪能力≫
精神力を持っている種族。
高い持久力を持っている種族。
力もそこそこあり、素早い動きをする事も出来る。
精神力があるので紋章術を使う事が出来る。

≪備考≫
鹿が原型の亜人だが、鹿になったりはしない。
群れで行動し、単独行動はしない。
争いごとが苦手。
暑さに弱く、寒さに強い。
肉や魚が苦手な菜食主義者。


   白狐族[ソーロ]

白狐(ソーロ)族〈Zorro〉
≪寿命≫
5000年

≪分布≫
サファル大陸、イストリア大陸、ウトガルド大陸、神教国ラインヴァン

≪言語≫
天浄言語

≪特徴≫
人型の種族で、純白色をしている狐の耳と尻尾が生えている。
精神力が高いほど、尻尾の数が多い。一尾から九尾までいて、九尾になると非常に高い精神力を持つ。
精神力が高いほど尻尾の数が多くなるので、年を経るごとに尻尾の数が増えたりする。

≪能力≫
高い精神力を有している種族。
その見た目に寄らず重力を感じさせない軽やかな動作をする。
素早いと言うよりは身軽。
鋭い爪を持っている。
身体能力はそれ程高いわけではない。
精神力が高いので紋章術を楽々と使いこなす。

≪備考≫
狐が原型の亜人だが、狐になったりはしない。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑さにも寒さにも強い。
お酒が大好き。


   虎人族[ティグリス]

虎人族(ティグリス)〈Tigris〉
≪寿命≫
200年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、ニフルヘイム大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
動物の虎よりも一まわりほど大きい。
獣の姿をしていても話すのは地靖言語。
自分の意志で人の姿になることが出来る。変身後は完全な人型になるので、人間との区別はほとんどつかない。

≪能力≫
人の姿の時と獣の姿の時では能力が違う。
獣の姿の時は、虎としての高い攻撃力と素早い動きで戦うことが出来る。
鋭い爪と牙があり、それで相手を攻撃する。
人の姿のときは、その高い身体能力をいかして戦うが、精神力はまるでないため紋章術は使う事が出来ない。
身体能力も獣の姿をしている時より格段に落ちる。そのため、あまり人の姿になって戦ったりはしない。

≪備考≫
獣人と呼ばれる普段は獣の姿をしている種族。
普段は虎の姿で過ごしている。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑さに弱く、寒さには強い。
肉が大好物。


   天翔族

天翔族【てんしょう-ぞく】
≪寿命≫
1000年

≪分布≫
ユグドラシル大陸、サファル大陸、イストリア大陸、ウトガルド大陸、神教国ラインヴァン

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
背中に二対の金色の翼を持っている。
金髪しか生誕しない。
尖った耳を持っている。

≪能力≫
とても高い精神力を有する。
高い精神力を生かして紋章術を行使する。
二対の翼を持っているが、それほど速く飛翔する事は出来ない。
ただ持久力はあるので、長い間飛翔する事が出来る。
記憶力はあまり良くないので、多重と時系を行使することは出来ない。

≪備考≫
言葉を重要視している為、未だに古の言葉である神魔言語で話している。
略語や通称を嫌いモノの名前はキチンと呼ぶ。だが聖族ほど言葉に厳格ではないので、人を指す他称は使用している。
精神力の高さで言えば聖族よりは格段に上だが、記憶力が劣る為、術の多様さには欠ける。
背中に生えている翼は精神力の塊。そのため翼に怪我を負うと自然治癒能力が落ちたり、紋章術の威力が落ちたりする。


   人魚族

人魚族【にんぎょ-ぞく】
≪寿命≫
200年

≪分布≫
海、湖

≪言語≫
海淵言語

≪特徴≫
下半身が魚で上半身が人。
えら呼吸だが肺も持っているので地上でも呼吸は出来る。

≪能力≫
泳ぎは勿論得意。素早く泳ぐ事が出来る。
精神力もそれなりにあるので水と氷の紋章術を行使する事が出来る。
水と氷の紋章術以外は使えない。全員、主属性と副属性が水か氷で生まれる。

≪備考≫
普通に水の中で暮らしている。
淡水に適した種族と海水に適した種族がいる。淡水に適した種族は海では暮らせないし、海水に適した種族は淡水では暮らせない。
あまり地上に姿を現したりしない。


   人間族

人間族【にんげん-ぞく】
≪寿命≫
80年

≪分布≫
ミズガルド大陸、技術国ヨトゥンヘイム、他各地

≪言語≫
ウトガルズ語、スヴァルト語、ミズガルズ語、ムスペル語、ライン語、ヨトゥン語、スリュム語、ニフル語、アスガルズ語、ヴィンド語、ヘル語、など各地の言語

≪特徴≫
普通の人。
何の特徴もない。

≪能力≫
精霊術を使い事の出来る唯一の種族。
特に身体能力や精神力に優れているわけではない。

≪備考≫
遥か昔、この世界を支配していた種族。
今では魔物や魔族などに滅ぼされ、世界の十パーセントを占めるのみとなった。
身体能力や精神力が他の種族に比べて格段と低く、寿命もはるかに短い為、生存競争についていけなかった。
今も数が減り続けている。


   白豹族[パンテーラ]

白豹族(パンテーラ)〈Panthera〉
≪寿命≫
600年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、ムスペルヘイム大陸、ウトガルド大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
赤色の瞳を持つ種族。
人型の種族で、白色の豹の耳と尻尾が生えている。

≪能力≫
精神力を持っている種族。
高い攻撃力を有する種族。
力が強く、そこそこ素早い動きをする事が出来るが、持久力はあまりない。
鋭い爪を持っている。
精神力があるので紋章術を使う事が出来る。

≪備考≫
豹が原型の亜人だが、豹になったりはしない。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑さに強く、寒さには弱い。
肉が大好物。


   万物神

万物神【ばんぶつ-しん】
≪寿命≫
2000000歳

≪分布≫
神界

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
背中に一対の白い翼が生えている。
髪と瞳の色はそれぞれの属性と同じ色をしている。

≪能力≫
それぞれの属性にあった神術を扱う。
身体能力は無いに等しい。
属性によっては全く戦闘能力が無かったりする。

≪備考≫
世界調整者と呼ばれる仕事をしている。
主な仕事は閉鎖世界ディヴァイアの環境保全。
属性は全部で二十あり、それぞれの属性はそれぞれの最高神と呼ばれる神が取り仕切っている。
下級神は天界に常駐していたりするが、上級神はあまり天界に降りてきたりはしない。
上級神が降りてくるのは世界の制御システムを調整する時だけだ。
神によって制御できる属性の範囲が違う。力のある神はかなり広範囲の力を制御できる。
神の人数によって属性の力の強さが変わる。
急にある一属性の神の人数が減ると世界のバランスが崩れる。
神界にいる時よりも天界にいるときの方が、その影響力は強い。


   猫人族[フェーレース]

猫人族(フェーレース)〈Feles〉
≪寿命≫
150年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
動物の猫よりも一まわりほど大きい。
獣の姿をしていても話すのは地靖言語。
自分の意志で人の姿になることが出来る。変身後は完全な人型になるので、人間との区別はほとんどつかない。

≪能力≫
人の姿の時と獣の姿の時では能力が違う。
獣の姿の時は、猫なので素早い動きをする事が出来る。
鋭い爪と牙があり、それで相手を攻撃する。
夜目が効き、暗い場所では目が光る。
人の姿のときは、その高い身体能力をいかして戦うが、精神力はまるでないため紋章術は使う事が出来ない。
身体能力も獣の姿をしている時より格段に落ちる。そのため、あまり人の姿になって戦ったりはしない。
手先は器用だが、飽きっぽい。

≪備考≫
獣人と呼ばれる普段は獣の姿をしている種族。
普段は猫の姿で過ごしている。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑いのが苦手だが、寒いのも嫌い。
肉より魚を好んで食す。


   茶竜族[ブラウンドラゴン]

茶竜族(ブラウンドラゴン)〈Brown Dragon〉
≪寿命≫
80000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としては大型な方。
砂茶の鱗に覆われており、白い瞳をしている。
大きな翼と尻尾を持っている。頭には大きな角が生えている。

≪能力≫
身体能力、精神力ともに高い。
ヒトの姿になったりはしない。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。大抵扱える属性は一つ。遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。
主属性は雷か大地のどちらかになる。
強靭な鱗により、高い防御力を有している。紋章術の攻撃に対しても高い防御力を誇る。
主属性の攻撃に対する耐性はかなり高い。
主属性の吐息[ブレス]も吐くことが出来る。

≪備考≫
竜族といわれる中では定番の種類。
色と属性の違う竜は名前が違うだけで、たいして違いはない。
大きい身体をしているが、そんなに食べたりはしない。
植物や獣なども食したりするが、主食は空気中に漂っているマナ。この空気中に漂っているマナを吸収する事により生きながらえている。


   黒竜族[ブラックドラゴン]

黒竜族(ブラックドラゴン)〈Black Dragon〉
≪寿命≫
80000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としては大型な方。
漆黒の鱗に覆われており、金の瞳をしている。
大きな翼と尻尾を持っている。頭には大きな角が生えている。

≪能力≫
身体能力、精神力ともに高い。
ヒトの姿になったりはしない。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。大抵扱える属性は一つ。遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。
主属性は闇か魔のどちらかになる。
強靭な鱗により、高い防御力を有している。紋章術の攻撃に対しても高い防御力を誇る。
主属性の攻撃に対する耐性はかなり高い。
主属性の吐息[ブレス]も吐くことが出来る。

≪備考≫
竜族といわれる中では定番の種類。
色と属性の違う竜は名前が違うだけで、たいして違いはない。
大きい身体をしているが、そんなに食べたりはしない。
植物や獣なども食したりするが、主食は空気中に漂っているマナ。この空気中に漂っているマナを吸収する事により生きながらえている。


   白馬族[ブランシュヴァル]

白馬族(ブランシュヴァル)〈Blanc Cheval〉
≪寿命≫
1000年

≪分布≫
神州国アスガルド

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
馬としては少し大型。
白い色をしている。

≪能力≫
足がとても速く、力もある。持久力もあるので長時間、長い距離を走る事が出来る。
精神力はないため、紋章術は使う事が出来ない。

≪備考≫
人懐っこい性格をしている。寂しがり屋でもあるので、必ず群れで生活している。
お人よしなので優しくすれば仲良くなれる。
しかし、少々臆病なところがある。
魔物を見るとすぐに逃げ出す。
神州国アスガルドの司令部の一部隊が手懐けて一緒に街を護ったりしている。
アスガルドではあまり普及してはいないが一般に馬車を引いたりするのもこの馬。


   青竜族[ブルードラゴン]

青竜族(ブルードラゴン)〈Blue Dragon〉
≪寿命≫
80000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としては大型な方。
濃紺の鱗に覆われており、緑の瞳をしている。
大きな翼と尻尾を持っている。頭には大きな角が生えている。

≪能力≫
身体能力、精神力ともに高い。
ヒトの姿になったりはしない。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。大抵扱える属性は一つ。遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。
主属性は水か氷のどちらかになる。
強靭な鱗により、高い防御力を有している。紋章術の攻撃に対しても高い防御力を誇る。
主属性の攻撃に対する耐性はかなり高い。
主属性の吐息[ブレス]も吐くことが出来る。

≪備考≫
竜族といわれる中では定番の種類。
色と属性の違う竜は名前が違うだけで、たいして違いはない。
大きい身体をしているが、そんなに食べたりはしない。
植物や獣なども食したりするが、主食は空気中に漂っているマナ。この空気中に漂っているマナを吸収する事により生きながらえている。


   青飛足竜族[ブルーワイアーム]

青飛足竜族(ブルーワイアーム)〈Blue Wyarm〉
≪寿命≫
50000年

≪分布≫
ニフルヘイム大陸、サファル大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
青い色をした飛足竜族[ワイアーム]。
足が翼に変化した種族なので足はない。

≪能力≫
水や氷の吐息[ブレス]を吐くことが出来る。
竜族の亜種に属するため精神力は高い。
硬い鱗に覆われているので物理防御力も高い。

≪備考≫
飛足竜族[ワイアーム]の突然変異種。
群れで行動する事が多い。
飛竜族[ワイバーン]よりも小さい。足がないので腕を使って木に止まって休む。地面に降りる事はない。
鳥と同じような生活をしている。
暑い場所は苦手。


   青飛竜族[ブルーワイバーン]

青飛竜(ブルーワイバーン)族〈Blue Wyvern〉
≪寿命≫
50000年

≪分布≫
ニフルヘイム大陸、サファル大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
青い色をした飛竜族[ワイバーン]。
腕が翼に変化した種族なので腕はない。

≪能力≫
水や氷の吐息[ブレス]を吐くことが出来る。
竜族の亜種に属するため精神力は高い。
硬い鱗に覆われているので物理防御力も高い。

≪備考≫
飛竜族[ワイバーン]の突然変異種。
群れで行動する事が多い。
暑い場所は苦手。


   天馬族[ペガサス]

天馬族(ペガサス)〈Pegasus〉
≪寿命≫
10000年

≪分布≫
ウトガルド大陸、イストリア大陸、ユグドラシル大陸

≪言語≫
空蒼言語

≪特徴≫
白い色をしている馬。
青い瞳を持っている。
背中に白く大きな翼が生えている。
大きさは普通の馬と変わらない。

≪能力≫
高い精神力を持っている種族。
足がとても速い。
紋章術を使用する事が出来る。だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。
遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。

≪備考≫
群れで行動することが多い。
臆病なので、物音には敏感。誰かが近付くとすぐに逃げてしまう。
ヒトの近付かないような森の奥地で暮らしている。


   白竜族[ホワイトドラゴン]

白竜族(ホワイトドラゴン)〈White Dragon〉
≪寿命≫
80000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としては大型な方。
純白の鱗に覆われており、青い瞳をしている。
大きな翼と尻尾を持っている。頭には大きな角が生えている。

≪能力≫
身体能力、精神力ともに高い。
ヒトの姿になったりはしない。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。大抵扱える属性は一つ。遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。
主属性は光か聖のどちらかになる。
強靭な鱗により、高い防御力を有している。紋章術の攻撃に対しても高い防御力を誇る。
主属性の攻撃に対する耐性はかなり高い。
主属性の吐息[ブレス]も吐くことが出来る。

≪備考≫
竜族といわれる中では定番の種類。
色と属性の違う竜は名前が違うだけで、たいして違いはない。
大きい身体をしているが、そんなに食べたりはしない。
植物や獣なども食したりするが、主食は空気中に漂っているマナ。この空気中に漂っているマナを吸収する事により生きながらえている。


   魔皇族

魔皇族【まこう-ぞく】
≪寿命≫
不老長寿で寿命というものがない

≪分布≫
監視世界アービトレイア、邪教国スリュムヘイム

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
人型の種族。
力の強さによって完全な人型をしているモノと半魔の姿をしているモノがいる。
半魔の姿をしているモノは角や獣耳や尻尾、翼などが生えている。
力の強い魔皇族は自在に半魔の姿になれる。
魔皇族の九割方は翼があり、飛翔できる。
魔皇族には真の姿というモノがあり、それは巨大な獣の姿をしている。
真の姿というのはリミッターが外れた状態であり、普通に生活しているだけではこの姿になることも無ければこの姿を識る事も無い。生命の危険に晒された時、初めてその真の姿を取り戻す。
真の姿を取り戻した魔皇族はその力を自在に扱える。

≪能力≫
身体能力と精神力がかなり高い。
年を経るごとに強くなっていく。
自然治癒力が異様に高いので、多少の怪我はすぐに治る。
魔皇族によってその能力は違う。
自分の力の分身を武器として具現化し、その武器と紋章術を使って戦う。
真の姿を取り戻した魔皇族は、特殊な能力を使う事が出来るようになる。それにともない身体能力や精神力が格段に上昇する。魔皇族の中には魔眼という特殊能力のある瞳を持って生まれるモノがいる。この魔眼も自分が識らなければ使用する事の出来ない能力だが、識らないモノの多くいる。

≪備考≫
博愛主義の万物神よりも遥かに強い。
自然を破壊してきた人間のことが嫌いな自然主義が多い。
力の強い魔皇族は世界を管理する役割についたりしている。
血の気が多いものが多く、弱肉強食を素でいく種族。
魔皇族同士で戦ったりはするが、他種族とは無駄な殺生はしない。
ただし、魔族と魔物に対しては容赦のない戦いを仕掛ける。


   魔獣

魔獣【ま-じゅう】
≪寿命≫
魔獣によって違うが、概ね長命

≪分布≫
何処にでも居る

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
姿は様々だが、みな獣型。
普通の動物よりも二まわり以上は大きい。

≪能力≫
知能は高く、ちゃんと会話が成立する。
陸・海・空とそれぞれに特化したタイプがいる。
さらに戦闘力重視型、防御力重視型、俊敏性重視型、知能力重視型、精神力重視型と五タイプいる。
戦闘力重視型は、爪や牙による直接攻撃が得意。
防御力重視型は、強靭な防御力を持っている。硬い鱗を持つモノが多い。そのため、動きが鈍いものが多い。
俊敏性重視型は、優れた脚力や飛翔能力による素早い動きでヒット&アウェイによる攻撃が得意。
知能力重視型は、優れた頭脳による戦術や戦略で戦う。その為、多勢による攻撃が得意。司令塔になることが多い。
精神力重視型は、紋章術による攻撃が得意。だが印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。大抵扱える属性は一つ。遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。
どのタイプの魔獣も身体能力は高い。

≪備考≫
プライドが高く、魔物と同一視される事を極端に嫌う。
人々をむやみに襲ったりはしない。
主に魔皇族に従う自然主義。
群で行動するもの、単独行動するものと様々である。
監視世界アービトレイアに住んでいる動物は全てこの魔獣である。


   魔族

魔族【ま-ぞく】
≪寿命≫
不老長寿で寿命というものがない

≪分布≫
何処にでも居る

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
人型の種族。
力の強さによって完全な人型をしているモノと半魔の姿をしているモノがいる。
半魔の姿をしているモノは角や獣耳や尻尾、翼などが生えている。
力の強い魔族は自在に半魔の姿になれる。
魔族の九割方は翼があり、飛翔できる。
魔族には真の姿というモノがあり、それは巨大な獣の姿をしていおりかなり凶悪。
真の姿というのはリミッターが外れた状態であり、普通に生活しているだけではこの姿になることも無ければこの姿を識る事も無い。生命の危険に晒された時、初めてその真の姿を取り戻す。
真の姿を取り戻した魔族はその力を自在に扱える。
大抵の魔族は真の姿になることが出来る。

≪能力≫
身体能力と精神力がかなり高い。
年を経るごとに強くなっていく。
自然治癒力が異様に高いので、多少の怪我はすぐに治る。
魔族によってその能力は違う。
自分の力の分身を武器として具現化し、その武器と紋章術を使って戦う。
真の姿を取り戻した魔族は、特殊な能力を使うことが出来るようになる。それにともない身体能力や精神力が格段に上昇する。魔族の中には魔眼という特殊能力のある瞳を持って生まれるモノがいる。この魔眼も自分が識らなければ使用する事の出来ない能力だが、識らないモノの多くいる。

≪備考≫
魔皇族が力に溺れ、血に染まり、危険思想を持つに至ったモノを魔族と呼ぶ。
他者を嬲り殺す事が好き。それは同族であろうとも変わらない。
危険なので討伐の対象となっている。
しかし、元は魔皇族である為、力のないものでは倒す事が出来ない。
魔族とであって無事で済むのは魔皇族や強い力を持ったモノのみである。人間のように何の力も持たないモノは秒殺される。精霊術では魔族を倒す事は難しい。
魔物よりも遥かに厄介な存在。


   魔物

魔物【ま-もの】
≪寿命≫
魔物によって違うが、概ね長命

≪分布≫
何処にでも居る

≪言語≫
――――

≪特徴≫
姿は様々だが、みな獣型。
普通の動物よりも二まわり以上は大きい。
大抵凶暴。

≪能力≫
知能は欠片も存在しない。そのため紋章術はしようしない。
陸・海・空とそれぞれに特化したタイプがいるが、海に特化したタイプは海魔と呼ばれている。
さらに戦闘力重視型、防御力重視型、俊敏性重視型と三タイプいる。
戦闘力重視型は、爪や牙による直接攻撃が得意。
防御力重視型は、強靭な防御力を持っている。硬い鱗を持つモノが多い。そのため、動きが鈍いものが多い。
俊敏性重視型は、優れた脚力や飛翔能力による素早い動きでヒット&アウェイによる攻撃が得意。
どのタイプの魔獣も身体能力は高い。

≪備考≫
知性の欠片もない、魔獣の出来損ない。
山や森などで暮らしており、人々を襲う。
話が通じなかったり、いきなり襲ってきたりしたら間違いなく魔物であり、討伐するのが常識。
群で行動するもの、単独行動するものと様々である。
この魔物に人間は滅ぼされてきた。


   一角馬族[ユニコーン]

一角馬族(ユニコーン)〈Unicorn〉
≪寿命≫
10000年

≪分布≫
ウトガルド大陸、イストリア大陸、ユグドラシル大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
頭に一本の大きな角が生えている。
大きさは普通の馬と変わらない。

≪能力≫
高い精神力を持っている種族。
足がとても速い。
紋章術を使用する事が出来る。だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。
遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。

≪備考≫
群れで行動することが多い。
臆病なので、物音には敏感。誰かが近付くとすぐに逃げてしまう。
ヒトの近付かないような森の奥地で暮らしている。


   狼人族[ライカンスロープ]

狼人族(ライカンスロープ)〈Lycanthrope〉
≪寿命≫
1500年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、イストリア大陸、ウトガルド大陸、神教国ラインヴァン

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
動物の狼よりも二まわりほど大きい。
獣の姿をしていても話すのは地靖言語。
自分の意志で人の姿になることが出来る。変身後は完全な人型になるので、人間との区別はほとんどつかない。

≪能力≫
人の姿の時と獣の姿の時では能力が違う。
獣の姿の時は、狼としての高い持久力と強い力を出す事が出来る。
鋭い爪と牙があり、それで相手を攻撃する。
素早い動きと強い力で相手を薙ぎ払う。
人の姿のときは、その高い身体能力をいかして戦うが、精神力はまるでないため紋章術は使う事が出来ない。
身体能力も獣の姿をしている時より格段に落ちる。そのため、あまり人の姿になって戦ったりはしない。
力があるので、重い物も持ち上げる事が出来る。

≪備考≫
獣人と呼ばれる普段は獣の姿をしている種族。
普段は狼の姿で過ごしている。
群れで行動し、獲物を追い詰めて倒す。単独行動はほとんどしない。
暑いに弱く、寒いには強い。
肉が大好物。


   白兎族[ラパン]

白兎族(ラパン)〈Lapin〉
≪寿命≫
500年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、ウトガルド大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
赤色の瞳を持つ種族。
人型の種族で、白色の兎の耳と尻尾が生えている。

≪能力≫
精神力を持っている種族。
強い脚力を持っており、高いジャンプ力を持っている種族。
持久力もあり、そこそこ素早い動きをする事が出来るが、力はあまりない。
精神力があるので紋章術を使う事が出来る。

≪備考≫
兎が原型の亜人だが、兎になったりはしない。
群れで行動し、単独行動はしない。
争いごとが苦手。
暑さにも寒さにも弱い。
肉や魚が苦手な菜食主義者。


   葉竜族[リーフドラゴン]

葉竜族(リーフドラゴン)〈Leaf Dragon〉
≪寿命≫
60000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としてはかなり小さい、小型の竜。
小さい葉のような形をした鱗がびっしりと生えている。
背中に生えている翼も葉の葉脈のような模様がびっしりと刻まれている。
尻尾の先には葉の形をした鱗が生えている。
淡い緑色をしている。

≪能力≫
ヒトの姿になったりはしない。
これでも竜なので精神力は高い。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。大抵扱える属性は一つ。遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。
主属性は植物。
小さくても立派な鱗を持っているので、防御力は高い。
植物の攻撃に対する耐性はある。

≪備考≫
人懐っこい性格をしている。寂しがり屋でもあるので、必ず群れで生活している。
お人よしなのですぐに仲良くなれる。
草食で肉を食べたりはしない。


   黒狐族[リサー]

黒狐(リサー)族〈Rissar〉
≪寿命≫
5000年

≪分布≫
サファル大陸、イストリア大陸、ウトガルド大陸、神教国ラインヴァン

≪言語≫
天浄言語

≪特徴≫
人型の種族で、漆黒色をしている狐の耳と尻尾が生えている。
精神力が高いほど、尻尾の数が多い。一尾から九尾までいて、九尾になると非常に高い精神力を持つ。
精神力が高いほど尻尾の数が多くなるので、年を経るごとに尻尾の数が増えたりする。

≪能力≫
高い精神力を有している種族。
その見た目に寄らず重力を感じさせない軽やかな動作をする。
素早いと言うよりは身軽。
鋭い爪を持っている。
身体能力はそれ程高いわけではない。
精神力が高いので紋章術を楽々と使いこなす。

≪備考≫
狐が原型の亜人だが、狐になったりはしない。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑さにも寒さにも強い。
お酒が大好き。


   銀狼族[リュコス]

銀狼族(リュコス)〈Ryucos〉
≪寿命≫
2000年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、イストリア大陸、ウトガルド大陸、神教国ラインヴァン

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
銀色の髪と黄金の目を持つ種族。
人型の種族で、銀色の狼の耳と尻尾が生えている。

≪能力≫
高い持久力を有する種族。
力も強く、そこそこ素早い動きも出来る。
鋭い爪を持っている。
身体能力は高いが、精神力はまるでないため、紋章術は使う事が出来ない。

≪備考≫
狼が原型の亜人だが、狼になったりはしない。
群れで行動し、獲物を追い詰めて倒す。単独行動はほとんどしない。
暑いに弱く、寒いには強い。
肉が大好物。


   山猫族[リュンクス]

山猫(リュンクス)族〈Lynx〉
≪寿命≫
300年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
黒い髪と黄金の目を持つ種族。
人型の種族で、頭から黒とこげ茶の縞模様をしている猫の耳と同じ色の尻尾が生えている。
耳の先の毛は少し長い。

≪能力≫
夜目が効き、暗い場所では目が光る。
猫なので素早い動きをする事が出来る。
鋭い爪を持っている。
身体能力は高いが、精神力はまるでないため、紋章術は使う事が出来ない。

≪備考≫
猫が原型の亜人だが、猫になったりはしない。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑いのが苦手だが、寒いのも嫌い。
肉より魚を好んで食す。


   銀狐族[ルナール]

銀狐(ルナール)族〈Renard〉
≪寿命≫
5000年

≪分布≫
サファル大陸、イストリア大陸、ウトガルド大陸、神教国ラインヴァン

≪言語≫
天浄言語

≪特徴≫
人型の種族で、灰白色をしている狐の耳と尻尾が生えている。
精神力が高いほど、尻尾の数が多い。一尾から九尾までいて、九尾になると非常に高い精神力を持つ。
精神力が高いほど尻尾の数が多くなるので、年を経るごとに尻尾の数が増えたりする。

≪能力≫
高い精神力を有している種族。
その見た目に寄らず重力を感じさせない軽やかな動作をする。
素早いと言うよりは身軽。
鋭い爪を持っている。
身体能力はそれ程高いわけではない。
精神力が高いので紋章術を楽々と使いこなす。

≪備考≫
狐が原型の亜人だが、狐になったりはしない。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑さにも寒さにも強い。
お酒が大好き。


   白狼族[ルプス]

白狼族(ルプス)〈Lupus〉
≪寿命≫
2000年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、イストリア大陸、ウトガルド大陸、神教国ラインヴァン

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
銀色の髪と赤い目を持つ種族。
人型の種族で、白色の狼の耳と尻尾が生えている。

≪能力≫
高い持久力を有する種族。
力も強く、そこそこ素早い動きも出来る。
鋭い爪を持っている。
身体能力は高いが、精神力はまるでないため、紋章術は使う事が出来ない。

≪備考≫
狼が原型の亜人だが、狼になったりはしない。
群れで行動し、獲物を追い詰めて倒す。単独行動はほとんどしない。
暑いに弱く、寒いには強い。
肉が大好物。


   黒豹族[レオパルド]

黒豹族(レオパルド)〈Leopardo〉
≪寿命≫
600年

≪分布≫
サファル大陸、エスターテ大陸、ムスペルヘイム大陸、ウトガルド大陸

≪言語≫
地靖言語

≪特徴≫
金色の瞳を持つ種族。
人型の種族で、黒色の豹の耳と尻尾が生えている。

≪能力≫
精神力を持っている種族。
高い攻撃力を有する種族。
力が強く、そこそこ素早い動きをする事が出来るが、持久力はあまりない。
鋭い爪を持っている。
精神力があるので紋章術を使う事が出来る。

≪備考≫
豹が原型の亜人だが、豹になったりはしない。
群れで行動する事は無く、単独行動を好む。
暑さに強く、寒さには弱い。
肉が大好物。


   赤竜族[レッドドラゴン]

赤竜族(レッドドラゴン)〈Red Dragon〉
≪寿命≫
80000年

≪分布≫
閉鎖世界ディヴァイア

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
竜としては大型な方。
真紅の鱗に覆われており、黒い瞳をしている。
大きな翼と尻尾を持っている。頭には大きな角が生えている。

≪能力≫
身体能力、精神力ともに高い。
ヒトの姿になったりはしない。
知能が高いので自分の主属性の紋章術を完璧に使用する事が出来る。
だが、印を組むわけではない。印は遺伝子に直接刻み込まれており、それを特殊な方法で発動させている。大抵扱える属性は一つ。遺伝子に刻まれている紋章術しか行使できない。
主属性は炎か熱のどちらかになる。
強靭な鱗により、高い防御力を有している。紋章術の攻撃に対しても高い防御力を誇る。
主属性の攻撃に対する耐性はかなり高い。
主属性の吐息[ブレス]も吐くことが出来る。

≪備考≫
竜族といわれる中では定番の種類。
色と属性の違う竜は名前が違うだけで、たいして違いはない。
大きい身体をしているが、そんなに食べたりはしない。
植物や獣なども食したりするが、主食は空気中に漂っているマナ。この空気中に漂っているマナを吸収する事により生きながらえている。


   赤飛足竜族[レッドワイアーム]

赤飛足竜族(レッドワイアーム)〈Red Wyarm〉
≪寿命≫
50000年

≪分布≫
ムスペルヘイム大陸、サファル大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
赤い色をした飛足竜族[ワイアーム]。
足が翼に変化した種族なので足はない。

≪能力≫
炎や熱の吐息[ブレス]を吐くことが出来る。
竜族の亜種に属するため精神力は高い。
硬い鱗に覆われているので物理防御力も高い。

≪備考≫
飛足竜族[ワイアーム]の突然変異種。
群れで行動する事が多い。
飛竜族[ワイバーン]よりも小さい。足がないので腕を使って木に止まって休む。地面に降りる事はない。
鳥と同じような生活をしている。
寒い場所は苦手。


   赤飛竜族[レッドワイバーン]

赤飛竜族(レッドワイバーン)〈Red Wyvern〉
≪寿命≫
50000年

≪分布≫
ムスペルヘイム大陸、サファル大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
赤い色をした飛竜族[ワイバーン]。
腕が翼に変化した種族なので腕はない。

≪能力≫
炎や熱の吐息[ブレス]を吐くことが出来る。
竜族の亜種に属するため精神力は高い。
硬い鱗に覆われているので物理防御力も高い。

≪備考≫
飛竜族[ワイバーン]の突然変異種。
群れで行動する事が多い。
寒い場所は苦手。


   飛足竜族[ワイアーム]

飛足竜族(ワイアーム)〈Wyarm〉
≪寿命≫
50000年

≪分布≫
サファル大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
緑色をしている。
足が翼に変化した種族なので足はない。

≪能力≫
風の吐息[ブレス]を吐くことが出来る。
竜族の亜種に属するため精神力は高い。
硬い鱗に覆われているので物理防御力も高い。

≪備考≫
群れで行動する事が多い。
飛竜族[ワイバーン]よりも小さい。足がないので腕を使って木に止まって休む。地面に降りる事はない。
鳥と同じような生活をしている。


   飛竜族[ワイバーン]

飛竜族(ワイバーン)〈Wyvern〉
≪寿命≫
50000年

≪分布≫
サファル大陸

≪言語≫
神魔言語

≪特徴≫
緑色をしている。
腕が翼に変化した種族なので腕はない。

≪能力≫
風の吐息[ブレス]を吐くことが出来る。
竜族の亜種に属するため精神力は高い。
硬い鱗に覆われているので物理防御力も高い。

≪備考≫
群れで行動する事が多い。


地名     本編に出てきた場所の設定
   閉鎖世界ディヴァイア    現世界、神界、天界のある閉ざされた空間にある世界
      現世界   地上にある様々な種族の暮らしている世界
         現世界

現世界【げんせい-かい】
 閉鎖世界ディヴァイアと呼ばれる世界の一つ。現世界と言う場合には上空に浮遊する大陸は含めず、地上を指す。大陸と呼べるのもが九つというだけで、小さな島などはたくさんある。
 ユグドラシル大陸、ヘゼルヴァ大陸、サファル大陸、エスターテ大陸、イストリア大陸、ニフルヘイム大陸、ミズガルド大陸、ウトガルド大陸、ムスペルヘイム大陸の九つからなる世界。その九つの大陸に十四の国がある。
 ユグドラシル大陸には、大樹国[たいじゅこく]ユグドラシル。
 ヘゼルヴァ大陸には、神教国[しんきょうこく]ラインヴァンと技術国[ぎじゅつこく]ヨトゥンヘイム。
 サファル大陸には、天籟国[てんらいこく]ヴィンドヘイムと空蒼国[くうそうこく]アルトハイム。
 エスターテ大陸には、黒霧国[こくむこく]スヴァルトアールヴヘイムと邪教国[じゃきょうこく]スリュムヘイムと黄泉国[よみこく]ヘルヘイム。
 イストリア大陸には、神州国[しんしゅうこく]アスガルドと緑樹国[りょくじゅこく]アルファヘイム。
 ニフルヘイム大陸には、氷麗国[ひょうれいこく]ニフルヘイム。
 ミズガルド大陸には、法治国[ほうちこく]ミズガルド。
 ウトガルド大陸には、紋章国[もんしょうこく]ウトガルド。
 ムスペルヘイム大陸には、灼熱国[しゃくねつこく]ムスペルヘイム。
 世界の九十パーセントが亜人、残りの十パーセントが人間。この数値は暫定なので変動する可能性が高い。


         イストリア大陸     神州国アスガルドと緑樹国アルファヘイムのある温暖な大陸
            イストリア大陸

イストリア大陸【イストリア-たいりく】
 この大陸は北にエスターテ大陸、西にヘゼルヴァ大陸、南にニフルヘイム大陸、東にミズガルド大陸がある。だが、どこの大陸ともあまり近くないのでわりと孤立している。
 イストリア大陸は比較的大きく、東にあるミズガルド大陸の次に大きい。
 北部は網の目のような入り江が多数存在し、湖や川が非常に多い。南部は強大な森に覆われている。
 北部の丘陵地帯と湖畔地帯は水の精霊[クレイン] と空の精霊[ルフト]の力が強く、南部の森林地帯は植物の精霊[アンラーゲ]と水の精霊[クレイン] の力が強い。
 北方の丘陵地帯と湖畔地帯が神州国アスガルド、南方の森林地帯が緑樹国アルファヘイムが統治している。
 自然が豊かな大陸で水と緑が溢れる楽園。一年を通して温暖な気候で、季節というものが存在しない。その為、一年中過ごし易い気温をしている。
 元々は亜人だけが暮らしている亜人だけの大陸だったが、他所から人間が来て暮らしたりしている。


            月影の川ルーナ

月影の川ルーナ【つきかげ-の-かわ-ルーナ】
 イストリア大陸を流れている川。
 神州国アスガルドから緑樹国アルファヘイムに向かって流れており、最終的には珊瑚暖海セトナに流れ込んでいる。
 月影の湖ルーナが源泉で、緑樹国アルファヘイムのほぼ中心部を端から端まで流れている。その為、悠久の森セクトで暮らしている亜人達の貴重な飲み水となっている。
 水は非常に澄んでいてミネラルが豊富。
 綺麗な水なので魚もたくさん棲んでいる。


            神州国アスガルド     大陸北部の丘陵地帯と湖畔地帯を治めている国
               神州国アスガルド

神州国アスガルド【しんしゅう-こく-アスガルド】
 イストリア大陸に存在する国家で大陸北部の丘陵地帯と湖畔地帯を治めている国。
 首都は水上都市グラッズヘイム。
 水の神を信奉している。
 水と草木が織り成す美しい国。湖や川が非常に多いため、湖の上に街や都市などがあることは珍しくない。陸地よりも川や湖などの方が多い。
 水が多い地方なので農作物といったものはあまり採れない。この国の食料の中心は湖や川、海などから獲れる新鮮な魚介類と、陸に住んでいる動物である。その他の食物は輸入に頼っている。
 南部の森林地帯を治めている緑樹国[りょくじゅこく]アルファヘイムとは友好関係にある。
 この国には行政部・司令部・執行部という三つの機関がある。その各機関のトップが行政長、司令官、執行吏と呼ばれている。
 この国で暮らしているのはほぼ亜人。
 亜人による強力な軍事力で他国を牽制し、他国からの侵略を回避している。  他国間の紛争や戦争に参加せず、局外に立ってどちらにも味方はしない中立国。
 この国から他国に対して何か言ったり何かしたりする事はほとんど皆無である。


               水上都市グラッズヘイム

水上都市グラッズヘイム【すいじょう-とし-グラッズヘイム】
 神州国[しんしゅうこく]アスガルドの首都。イストリア大陸北部にある湖の上に浮遊している多数の島の上に作られた水上都市。
 湖自体が対岸が見えないほど広大なので、この都市は意外と大きい。湖の周りは川や沼があるので街を造るのには適していない。
 湖の上に作られているので、水路が非常に発達しており、船やゴンドラなどが主要な移動手段となっている。そして、水害にめっぽう弱い。
 湖の上にあるために新鮮な魚介類がよく獲れる。中でも、虹彩魚[イーリス=イクテュース]という虹色の魚が名産品。見た目は凄いが食べると美味しい。
 浮島なのである程度の水位の上下には対応できる。それぞれの浮島は橋でつながっていたりはしないので、他の浮島に行く為には船やゴンドラを使用するほかない。
 街と外をつなぐ橋は一つだけ。門[ゲート]は高い建物で、その最上階に橋がかけられている。そのため、橋から街が良く見渡せる。
 街には水と空の力による結界が張られているので、門[ゲート]からしか入る事は出来ない。
 門[ゲート]の下の階には船の発着所があり、船で来たものは下で審査を受け、積荷の審査も合格した場合のみ街に船とともに入る事が出来る。


               水上宮殿グラッズヘイム

水上宮殿グラッズヘイム【すいじょう-きゅうでん-グラッズヘイム】
 神州国[しんしゅうこく]アスガルドの首都、水上都市グラッズヘイムにある宮殿。
 街自体は湖の上に浮遊する浮島の上に存在するのだが、この宮殿は水の上に直に浮いている。
 街のある浮島よりも少し離れた場所に存在し、陸路は一切存在しておらず、宮殿自体が独立している。その為、普通の手段では宮殿内に入ることが出来ないようになっている。水面下に三階、水上部に五階という全八階層で出来ている。
 地下三階には、この宮殿に入るための空間転送機[トランスポーター]が設置されている。空間転送機[トランスポーター]によって転送先が違うのでたくさん設置されている。この空間転送機[トランスポーター]のある区画を抜けると蒼天神殿ヒミンヴァンガルの神官達の寮がある。全ての部屋は二人部屋。トイレは各部屋にあるが、シャワー室は共用。
 地下二階には、司令部普通課の寮がある。普通部全ての者達を入居させなければならないのでたくさんの部屋がある。そのため、一部屋一部屋は狭い。全ての部屋は四人部屋。トイレもシャワー室も全て共用。ここには薬品開発室もある。多少物騒な機関なのでここにあるのだ。それほど大きな機関ではない。既存の薬品を作るのではなく、新薬を開発したり、ワクチンを作るための研究を行っている。魔物の肉や骨や血なども持ち込んで研究しているので、少々気味の悪いものも普通に置いてある。苦手な人は注意が必要な場所だ。紋章科学で作られた最新機器も置いてあるので設備は良い。
 地下一階には食堂がある。各部によって使用出来る食堂は違う。司令部特殊課、司令部普通課、執行部、行政部、神殿と分かれており、食事のメニューも違う。肉体労働の多い司令部は肉やこってりしたものが多く、逆に神殿のメニューは野菜と果物のみのヘルシー食。執行部と行政部はそれほど偏った食べ物は出ない。あと、この階には大浴場がある。これも混雑を防ぐ為に分かれている。司令部普通課でに一つ。司令部特殊課と執行部は司令部普通課ほど人数がいないのでこの二つで一つ。同様に行政部と神殿で一つと、計三つある。残りの区画は司令部特殊課の寮になっている。トイレは各部屋にあるがシャワー室は共用。全ての部屋は二人部屋。
 一階には司令部普通課の執務室や研究室、訓練室などがある。
 二階には司令部特殊課の執務室や研究室、訓練室などがある。
 三階には執行部と行政部の執務室や研究室、訓練室などがある。その他に、会議室や図書室もある。
 四階には執行部と行政部、それから司令部隊長格の寮がある。重役と平隊員とでは部屋の構造と広さが違う。執行部と行政部の平隊員は二人部屋でトイレもあるがシャワー室は共用。司令部、執行部、行政部の隊長格の部屋は一人部屋で少し広め。トイレとシャワー室も各部屋ごとにある。司令官、執行吏、行政長の部屋は別格でかなり広くゆったりと過ごせる。トイレ、シャワー室があるのは当たり前で、中にはキッチンや書庫など設備も整っている。執行部や司令部の隊長格が四階にあるのは有事の際に王族を護る為である。この階にはラウンジがあり、そこからテラスもあるので街が見渡せる。
 五階には王族の居住区がある。施設もいろいろ揃っているので、王族がこれより下の階に降りる事はほとんどない。謁見の間があり、入るためにはあらかじめ手続きが必要。王族のプライベートルームに入る事が出来るのは一部の執行部員のみ。
 宮殿の周りには常に結界が張られており、水中はおろか空中からの侵入も防いでいる。
 この宮殿に入る為には水上都市グラッズヘイムの各地に設置されている空間転送機[トランスポーター]を使用するしかない。未だ不法侵入を許したことのない要塞といっても過言ではない壮麗な建物。
 その主な原料は無機質な鋼ではなく、術の発生をある程度防ぐ魔力金属[オリハルコン]と、蒼い色素の多い天空大理石[スカイ=マーブル]という大理石である。


               蒼天神殿ヒミンヴァンガル

蒼天神殿ヒミンヴァンガル【そうてん-しんでん-ヒミンヴァンガル】
 神州国アスガルドの首都、水上都市グラッズヘイムにある神殿。
 街と同じように湖の上に浮遊する浮島の上に存在している。場所は水上宮殿グラッズヘイムの側。
 宮殿と同じように陸路は一切存在しておらず、神殿自体が独立している。でも、宮殿と違って結界が張ってあるわけではないので船での移動が可能。水上宮殿グラッズヘイムにここに移動する為の空間転送機[トランスポーター]も設置されている。防犯の面から一般開放されている場所ではなく、神官のみが立ち入る事を許された場所にある。
 神殿内には孤児院があり、身寄りの無い子供達が暮らしていたりする。その為、神官達が泊まる場所はない。その為、宮殿にある寮に暮らしたり、街にある実家から来たりしている。一応必要最低限の設備はある。客間も多少は存在する。
 この神殿の主な建築材料は宮殿と同じ、蒼い色素の多い天空大理石[スカイ=マーブル]という大理石である。
 その為、神殿の外観も内装も蒼い。見た目も美しい建物なのでちょっとした観光名所になっている。
 水の神を信奉する水麗教の総本山。


               碧水の湖クレセント

碧水の湖クレセント【へきすい-の-みずうみ-クレセント】
 神州国アスガルドの首都、水上都市グラッズヘイムの南方に位置している。  非常に美しい湖で水が透き通った碧色をしており、幻想的な雰囲気を醸し出している。
 あまりにも美しい湖なので、湖の上に街を建設することを禁じている。
 観光名所になっている。


               交易都市セレスエラ

交易都市セレスエラ【こうえき-とし-セレスエラ】
 神州国アスガルドにある交易都市。水上都市グラッズヘイムの北にあり、静穏蒼海エリンギウムに面している。
 アスガルド唯一の海に面している所にある都市。アスガルドでは細く入り組んだ入り江が多いので水の国と呼ばれているわりに外洋に面して港を持っているのはこのセレスエラのみ。交易都市というだけあってかなり大きい。
 水路が非常に発達しており、船やゴンドラなどが主要な移動手段となっている。そして、当然ながら水害にめっぽう弱い。海に面しているので海嘯や高潮などの被害の心配も必要。
 他の大陸からの交易品が多数出に運ばれている。
 アスガルドで最も活気のある街。
 海に面しているので魚介類が豊富に獲れる。
 他国の異文化や異国の料理などがたくさん入り込んでいるので街に統一性は全くない。
 各月によって獲れる魚介類の種類が違う。


               月影の湖ルーナ

月影の湖ルーナ【つきかげ-の-みずうみ-ルーナ】
 神州国アスガルドに多数存在する湖の一つ。
 湖としては緑樹国アルファヘイムに一番近い場所に存在する。水が澄んでおり飲み水には最適。
 緑樹国アルファヘイムを通って珊瑚暖海セトナに流れ込んでいる。
 悠久の森セクトで暮らしている亜人たちの大切な水源なのでこの湖の近辺に街を建造する事は禁止されている。
 綺麗な水なので魚もたくさん棲んでいる。
 湖としてはそれほど大きくない。


            緑樹国アルファヘイム   大陸南部の森林地帯を治めている国
               緑樹国アルファヘイム

緑樹国アルファヘイム【りょくじゅ-こく-アルファヘイム】
 イストリア大陸に存在する国家で大陸南部の森林地帯を治めている国。首都というものはない。
 この国の大半は森で出来ており、その為に動物や植物、木の実などがよく採れる。
 森林地帯なので農作物はよく育つ。この国の食料の中心は森で採れる植物や農作物と、森に暮らしている小動物である。各種族はみな自給自足していて、緑の港町グラーティアで買い物したり他種族と交流によって物資を手に入れたりはしない。
 多種多様な種族が悠久の森セクトで暮らしている。
 この国で暮らしているのは全て亜人。
 この国に暮らしている亜人たちは排他的で、あまり他の種族と馴れ合ったりしない。そしてこの国に王は存在しないので、各種族の族長が集まって最小限の取り決めを行っている。
 国とはなっているが他国に興味などないので、特に何かするということはない。
 狭い集落での暮らしが窮屈で馴染めない者は、大概北にある神州国アスガルドに行く。


               悠久の森セクト

悠久の森セクト【ゆうきゅう-の-もり-セクト】
 イストリア大陸南部に広がる広大な森。
 緑樹国アルファヘイムと呼ばれている国のほぼ全てがこの森である。
 この森の中には様々な亜人が暮らしている集落が多数存在している。だが、亜人達はみな巧妙に村を隠しているので、見た限りでは唯のだだっ広いだけの何の変哲もない森にしか見えない。
 この森は大型動物はいないが、小動物は暮らしている。
 法治国ミズガルドや技術国ヨトゥンヘイムにある森のように盗賊や野盗は出ないが、魔物は存在する。


               緑の港町グラーティア

緑の港町グラーティア【みどり-の-みなとまち-グラーティア】
 緑樹国アルファヘイムに存在する唯一の港町。
 珊瑚暖海セトナに面している。
 イストリア大陸の最南端に位置しており、悠久の森セクトの外にある唯一の町。
 緑樹国アルファヘイムに唯一存在するまともに機能している町。
 悠久の森セクトで暮らしている亜人達が集まって作った町。その為、その種族特有の品物なども流通している。
 この町は各種族の集落で暮らすのに物足りなさを感じているものの、神州国アスガルドまで行くのも躊躇われると思っている者たちが作った町。物作りをしている職人街と物を売る商店街の二つの区画に分かれている。
 変わった商品が多いのでそれを目当てに来る者達も多い。
 四日に一度の定期船が通っている。行き先は神州国アスガルドと法治国ミズガルドである。
 他の国からの交易品が出回るというよりも、自分達で作ったものを流通させているので、街の雰囲気はわりと静か。
 外から来た者がここで暮らすような事はない。
 海に面してはいるが、珊瑚暖海セトナはその名の通りたくさんの珊瑚が生えている遠浅で暖かい海なので、小さな魚しかいない。その為魚を獲って食べるという習慣はない。
 この町の西側に月影の川ルーナの流れ込んでいる場所がある。


               漆黒の村ガイリア

漆黒の村ガイリア【しっこく-の-むら-ガイリア】
 緑樹国アルファヘイムにある広大な悠久の森セクトにある集落。
 黒羽鳥族[コルニクス]が作った小さな集落。
 村の周囲には強力な幻術が張り巡らされており、黒羽鳥族[コルニクス]である村人以外は立ち入れないようになっている。
 黒羽鳥族[コルニクス]は森の木を利用して、かなり高い位置で生活している。とても高い位置ではあるがちゃんと家もある。一応幻術で隠してはいるが、保険のようなもの。幻術がなくても、何も知らない者ならば気がつかないような造りになっている。
 主食は樹木になっている木の実や川にいる魚などを獲って食べている。農作物を作ったりはしない。
 白羽鳥族[キュクヌス]とは非常に仲が悪く、寄ると触ると喧嘩をしているため、偶に言い争う怒鳴り声や破壊音が聞こえる場合もある。
 集落はそんなに大きくはないが、一軒一軒が離れて建っているので住宅が密集しているわけではない。みんなそれぞれ気に入った巨木に家を造っている。


               純白の村レイリア

純白の村レイリア【じゅんぱく-の-むら-レイリア】
 緑樹国アルファヘイムにある広大な悠久の森セクトにある集落。
 白羽鳥族[キュクヌス]が作った小さな集落。
 村の周囲には強力な幻術が張り巡らされており、白羽鳥族[キュクヌス]である村人以外は立ち入れないようになっている。
 白羽鳥族[キュクヌス]は森の木を利用して、かなり高い位置で生活している。とても高い位置ではあるがちゃんと家もある。一応幻術で隠してはいるが、保険のようなもの。幻術がなくても、何も知らない者ならば気がつかないような造りになっている。
 主食は樹木になっている木の実や川にいる魚などを獲って食べている。農作物を作ったりはしない。
 黒羽鳥族[コルニクス]とは非常に仲が悪く、寄ると触ると喧嘩をしているため、偶に言い争う怒鳴り声や破壊音が聞こえる場合もある。
 集落はそんなに大きくはないが、一軒一軒が離れて建っているので住宅が密集しているわけではない。みんなそれぞれ気に入った巨木に家を造っている。


               精霊の村クロウク

精霊の村クロウク【せいれい-の-むら-クロウク】
 緑樹国アルファヘイムにある広大な悠久の森セクトにある集落。
 森の聖霊族[ハイエルフ]が作った小さな集落。
 村の周囲には強力な幻術が張り巡らされており、森の聖霊族[ハイエルフ]である村人以外は立ち入れないようになっている。
 森の聖霊族[ハイエルフ]は森の木を利用して、木の上に家を建ててそこで暮らしている。
 主食は樹木になっている木の実や、自分達で育てている農作物などを食べて生活している。肉や魚はあまり食したりしない。
 自然を愛する種族なので今も原始的な生活をしている。
 集落はそんなに大きくはないが、一軒一軒が離れて建っているので住宅が密集しているわけではない。みんなそれぞれ気に入った巨木に家を造っている。


               魔導の村セインウィザーディア

魔導の村セインウィザーディア【まどう-の-むら-セインウィザーディア】
 緑樹国アルファヘイムにある広大な悠久の森セクトにある集落。
 聖族が作った集落。
 村の周囲には強力な結界と幻術が張り巡らされており、聖族である村人以外は立ち入れないようになっている。
 家は全部地面に建てている。全て周囲の木を切って建てたログハウス。
 主食は樹木になっている木の実や、川にいる魚、自分達で育てている農作物などを食べて生活している。森にいる小動物も捕らえて食したりもする。わりと何でも食べる。
 集落としては大きい方。一軒一軒農作物を育てる為の畑と精神力を回復する為のマナの樹を持っている。そのため、住宅が密集したりはしない。農作物は各家で育てている物が決まっており、村人通しで物々交換して暮らしている。


         ニフルヘイム大陸    氷麗国ニフルヘイムのある極寒の大陸
            ニフルヘイム大陸

ニフルヘイム大陸【ニフルヘイム-たいりく】
 この大陸はイストリア大陸の南に位置する世界最南端の大陸。
 西北西のわりと近くにサファル大陸、少し離れた北東にミズガルド大陸がある。
 大陸と呼ばれる中では一番小さい。
 北東の丘陵地帯を氷麗国ニフルヘイムに統治されている。北西部は山岳地帯で南東部は巨大な森に覆われている。南西部には山脈が連なっており、人が足を踏み入れられるような土地ではない。
 北東部の丘陵地帯は水の精霊[クレイン] と氷の精霊[ラヴィーネ]の力が強く、北西部の山岳地帯は氷の精霊[ラヴィーネ]と空の精霊[ルフト]の力が強く、南東部の森林地帯は植物の精霊[アンラーゲ]と空間の精霊[ツァイトラウム] の力が強く、南西部の山脈地帯は氷の精霊[ラヴィーネ]と空間の精霊[ツァイトラウム] の力が強くなっている。
 いつ、誰が、何の為に建てたかわからない用途不明の遺跡が存在する。
 雪と氷に覆われた極寒の地。一年を通して気温はマイナスで、プラスになる事はない。一年中冬の大陸で雪や氷が融けて無くなる事は絶対にない。人が生活していくのに、余り適していない。
 寒さに比較的強い亜人が多く暮らしているが、人間もそれなりに暮らしている。


            氷麗国ニフルヘイム

氷麗国ニフルヘイム【ひょうれい-こく-ニフルヘイム】
 ニフルヘイム大陸に存在する国家で大陸北東部の丘陵地帯を治めている国。  残りの南西部に別の国があるというわけではなく、ただ単に地形が厳しすぎる為、人の住んでいる街や村がないだけである。実質的にはニフルヘイム大陸全体を指す。
 首都は氷晶都市カーティス。
 一年中、雪と氷に覆われた極寒の国。
 あまりの寒さ故に農作物なども寒さに強いものしか育てる事は出来ない。あちこち凍り付いているため自然の恵みも入手しづらい。動物も滅多に人里に下りてこないので食料の確保が難しく、九割以上を他国からの輸入に頼っている状態。その他にこの国で獲れるのは凍った海の下にいる魚ぐらいのもの。
 この国は小さい上に自然環境も恵まれているとはいえないので、他国との戦禍に巻き込まれたりはしていない。それに他国に喧嘩を売れるほどの国力はないので、どこの国に対しても中立の姿勢を崩さない。
 魔物から国を護るために陸軍は存在するが、海軍は存在しない。


            氷晶都市カーティス

氷晶都市カーティス【ひょうしょう-とし-カーティス】
 氷麗国ニフルヘイムの首都。ニフルヘイム大陸北部にある蒼壁氷海フリージアに面している都市。
 七日に一度、法治国ミズガルドの交易の町イリークに向けて定期船が出航している。それ以外にこの大陸から出る移動手段は存在しない。氷麗国ニフルヘイムの中では最大の都市だが、他国の首都に比べるとかなり小さい。
 都市の北東の海岸に近い場所に氷晶の城カーティスが聳え立っている。
 一年中雪に閉ざされるという気候のために自然の恵みは入手しづらい。凍った海の下にいる魚が多少獲れるぐらいなので、食料のほとんどを輸入に頼っている。この都市で出回っているもののほとんどは法治国ミズガルド産。
 海も凍ってしまうので、定期船も砕氷船[アイスブレーカー]を使用している。


            氷晶の城カーティス

氷晶の城カーティス【ひょうしょう-の-しろ-カーティス】
 氷麗国ニフルヘイムの首都、氷晶都市カーティスにある城。
 都市の北東の海岸に近い場所に建っている。
 城砦のような堅牢な建物だが、それは防衛の為ではなく防寒の為である。城の一番外側に廊下があり、その内側に部屋がある。少しでも室温を上げる為である。
 あまり周囲に気を配った造りにはなっていない。
 建物の原料は黒く重く、熱を逃がしにくい黒鋼石[シュヴァルツ=フェルゼン]で出来ている。


            迷いの森スノーラビリンス

迷いの森スノーラビリンス【まよい-の-もり-スノーラビリンス】
 ニフルヘイム大陸の南東に広がる広大な森。
 一度入ったら二度と抜け出せないと言われている。磁場がおかしく、方位磁石が使えない。それはこの森に空間の精霊[ツァイトラウム] の力が強く出ている所為である。
 いつも深い雪に覆われており、視界は常に白い。そして白い雪をかぶった木が延々と続く単調極まりない景色で、人の感覚を麻痺させていく。空間の精霊[ツァイトラウム] の力も加わり、遭難する人が絶えない。雪がよく降っているので足跡は簡単に消えてしまう。
 西に古代遺跡サルヴィスと氷晶山脈クローヴィスが存在する。
 この森には大型の動物が暮らしている。小動物も数は少ないが暮らしている。しかし、魔物もいる。


            古代遺跡サルヴィス

古代遺跡サルヴィス【こだい-いせき-サルヴィス】
 ニフルヘイム大陸の南西にある氷晶山脈クローヴィスの麓にある古い遺跡。  何時から存在するのかもわからない程古くから建っている。
 古い遺跡なので今の者達には読めないような古い言語やトラップ、魔物などが巣食っている。
 地下に向かって造られており、見かけよりもずっと大きい。
 場所が場所だけにあまり荒らされる事なく存在している。
 東には一度入ったら二度と抜け出すことが出来ないと言われている迷いの森スノーラビリンスが、北東には極寒の村テラス存在する。


            氷晶山脈クローヴィス

氷晶山脈クローヴィス【ひょうしょう-さんみゃく-クローヴィス】
 ニフルヘイム大陸の南西に連なる山脈。
 東には一度入ったら二度と抜け出せないと言われている迷いの森スノーラビリンスが存在する。
 この山の麓には古代遺跡サルヴィスが山に向かって建てられている。
 人が足を踏み入れることなど不可能といわれるほど険しくて高い山が連なっている。雪に覆われており、凍っている場所も多い。そして雪崩も発生しやすいので大変危険である。
 そしてここも迷いの森スノーラビリンスと同様に空間の精霊[ツァイトラウム] の力のせいで磁場がおかしくなっている。
 こんな環境でも暮らしている動物はいる。大型の動物は暮らしているが、小動物はいない。


            極寒の村テラス

極寒の村テラス【ごっかん-の-むら-テラス】
 氷麗国ニフルヘイムにある最南端の村。
 南西に氷晶山脈クローヴィス、南東には迷いの森スノーラビリンスが存在する。
 村とギリギリ呼べる程度の小さな村。小さな村だが、一応宿屋は一軒ある。  南西の方向に古代遺跡サルヴィスがあるが、人が集まってくるようなものでもないために、村自体は寂れている。最近は村の過疎化が進んでおり、村の存続が危ぶまれている。
 この村の北に雪晶渓谷クリスタルがあり、この渓谷を通らなければ村から出ることは出来ない。
 一ヶ月に一度、氷麗国ニフルヘイムの首都、氷晶都市カーティスから行商人が来る。その行商人から食べ物や生活物資を買うことで生活している。森や山に動物はいるが狩りに行こうとするものはいない。寒い土地で細々と寒さに強い農作物を育てている。食べ物はとても貴重。


            雪晶渓谷クリスタル

雪晶渓谷クリスタル【せきしょう-けいこく-クリスタル】
 ニフルヘイム大陸にある渓谷。
 氷晶都市カーティスと極寒の村テラスを繋ぐ唯一の道。
 西には人がとても住む事が出来ないような山岳地帯、氷晶山脈クローヴィスが広がっている。
 人がほとんど通らないので、道が結晶体に覆いつくされてしまい、通行がかなり不便になる。道の上に出来た結晶は破壊することが出来るが、それ以外の場所に出来ている結晶体を破壊することは法律で禁じられている。
 一年中凍り付いている川の流れている渓谷。渓谷と言うだけあって高低差は激しい。流れているのは氷晶山脈クローヴィスから流れ込んでいる氷晶の川フリッド。川の底の方の水は凍っていない。この水が空気中の水分や雪によって、結晶のように形を変えていった。そして長い年月をかけて今のような渓谷が出来たとされている。この渓谷にはびっしりと氷の結晶が出来ている。
 無造作に出来てはいるが、これでもかなり貴重なものである。
 素手でこの結晶に触れると手の水分が凍りつき、手が離れなくなる。
 いたる所に結晶が出来ているので動物はいない。


            氷晶の川フリッド

氷晶の川フリッド【ひょうしょう-の-かわ-フリッド】
 ニフルヘイム大陸を流れている川。
 氷晶山脈クローヴィスから蒼壁氷海フリージアに向かって流れ込んでいる。  あまりの寒さに川の表面はいつも凍りついている。川の底の方は水が凍っていないので、少しだけ魚がいる。


         ヘゼルヴァ大陸     神教国ラインヴァンと技術国ヨトゥンヘイムのある四季に包まれた大陸
            ヘゼルヴァ大陸

ヘゼルヴァ大陸【ヘゼルヴァ-たいりく】
 この大陸は北にユグドラシル大陸、東にイストリア大陸、南にサファル大陸、西にムスペルヘイム大陸がある。位置的には北のユグドラシル大陸が一番近い。
 北東の丘陵地帯と森林地帯が神教国ラインヴァン、南西の平原地帯は技術国ヨトゥンヘイムが統治している。
 北部の丘陵地帯は光の精霊[リヒト]と大地の精霊[フェルス]の力が強く、東部の森林地帯は大地の精霊[フェルス]と聖の精霊[ハイリゲ]の力がく、南西部の平原地帯は大地の精霊[フェルス]と雷の精霊[ブリッツ]の力が強い。
 北東の神教国ラインヴァンが治めている地域は自然が豊かだが、南西の技術国ヨトゥンヘイムの治めている地域は科学が発達しており、自然といったものがあまり存在しない無機質な場所である。
 一年に四季がある。第一月[陽の月]から第六月[力の月]までが夏。第七月[岩の月]から第十二月[光の月]までが秋。第十三月[銀の月]から第十八月[星の月]までが冬。第十九月[木の月]から第二十四月[闇の月]までが春である。
 北東部には亜人が多く暮らしているが、南西部で暮らしているのはほとんど人間である。


            神教国ラインヴァン    大陸北東部の丘陵地帯と森林地帯を治めている国
               神教国ラインヴァン

神教国ラインヴァン【しんきょう-こく-ラインヴァン】
 ヘゼルヴァ大陸に存在する国家で大陸北東部の丘陵地帯と森林地帯を治めている国。
 この国に首都はなく、蒼生神殿ラインヴァンがその役割を果たしている。
 創世神ラーフィスを崇拝し、神の御子と呼ばれる天翼族[アウィス]を崇め奉っている宗教国家。
 世界中に信者を持つラーフィス教の総本山。
 丘陵地帯と森林地帯なので農作物はよく育つ。この国の食料の中心は農作物や森で採れる植物などである。宗教的な問題からか、肉類や魚介類はあまり摂取したりしない。
 この国は森と丘なので、動物もたくさん住んでおり、植物もよく育つ。その理由の一つは光の精霊[リヒト]や聖の精霊[ハイリゲ]の力の恩恵でもある。
 自給率が高いのでそれほど食料に困る事はない。
 神の寵愛を受けているとされるフェネシス=ラインヴァンが物凄く長い間治めている国。
 南西部の技術国ヨトゥンヘイムとの親交は無いに等しい。
 宗教国家なので他国間の紛争や戦争に参加せず、局外に立ってどちらにも味方はしない永世中立国。争っている国の仲裁をすることはある。


               蒼生神殿ラインヴァン

蒼生神殿ラインヴァン【そうせい-しんでん-ラインヴァン】
 神教国ラインヴァンの中核を担う神殿。他の国の城にあたる場所。
 神殿単体で森の中に存在するので、近くに街はない。
 神の加護のおかげなのか、この神殿の周りには結界が存在し、悪しきモノや不浄なモノが入ることが出来ないようになっている。
 何万年もの月日を生き、蒼生天子と呼ばれている稀少種族、天翼族[アウィス]のフェネシス=ラインヴァンが暮らしている神殿。
 世界中で信仰されているラーフィス教の総本山。
 何度も修繕されてはいるが、神教国ラインヴァンはおろか世界中でも類を見ないほど古い建築物で歴史的価値も非常に高い。
 時代を感じさせる古く大きな石の煉瓦で造られている非常に重厚な感じの建物である。


               深緑の森エオリエ

深緑の森エオリエ【しんりょく-の-もり-エオリエ】
 ヘゼルヴァ大陸北部に存在する森。
 この森の中に蒼生神殿ラインヴァンがある。森の中にはちゃんと街道が通っており、信者のために馬車も出ている。
 魔物はほとんど棲んでいない、比較的安全な森。
 この森には大型動物はいないが、小動物は暮らしている。
 盗賊などが出るので注意が必要。


               森緑の湖ムーンレイク

森緑の湖ムーンレイク【しんりょく-の-みずうみ-ムーンレイク】
 ヘゼルヴァ大陸北部に存在する湖。
 深緑の森エオリエの中にある。
 蒼生神殿ラインヴァンの南方に位置している非常に小さな湖。
 小さいがかなり深いため遊泳はオススメできない。
 人魚族が棲んでいる。
 綺麗な水なので飲み水になる。


               輝きの街ブレイザブリク

輝きの街ブレイザブリク【かがやき-の-まち-ブレイザブリク】
 神教国ラインヴァンと技術国ヨトゥンヘイムの国境にある街。街中に国境があり、高い城壁が建っている。その壁によって神教国ラインヴァンと技術国ヨトゥンヘイムに分かれている。神教国ラインヴァン側が輝きの街ブレイザブリク、技術国ヨトゥンヘイム側が技光の街フォルトと呼ばれている。国境を境に全く違う街並みが広がっている。
 自然が豊かな街。赤い煉瓦で造られた家が建っており、木がたくさん植わっている。
 馬車などが主要な交通手段。
 亜人が暮らしている街。
 四季があるので、季節によって採れる作物が違う。
 ラーフィス教の信者が多く暮らしている。


            技術国ヨトゥンヘイム   大陸南西部の平原地帯を治めている国
               技術国ヨトゥンヘイム

技術国ヨトゥンヘイム【ぎじゅつ-こく-ヨトゥンヘイム】
 ヘゼルヴァ大陸に存在する国家で大陸南西部の平原地帯を治めている国。
 首都は技巧都市グリトニル。
 機械の発達した国。
 他の国とは全く違う独特の雰囲気のある国。
 鋼に支配された無機質な空間が広がっている。植物などはあまり見当たらない。機械仕掛けのものがたくさんある。高い建物が多い。
 農作物などは気温や湿度の管理された植物プラントで栽培されている。そのため、四季のあるヘゼルヴァ大陸でも気候に左右されない、安定した収穫を行う事が出来る。肉類や魚介類も食用に養殖する養殖プラントもある。
 この国は平原なので街などの建物が建てやすい。この国のあちこちに植物プラントや養殖プラントがある。
 完全に機械化された国。その技術力は閉鎖世界ディヴァイア一。
 この国で暮らしているのはほぼ人間。
 北東部の神教国ラインヴァンとの親交は無いに等しい。
 この国は遥か昔、人間が繁栄を極めていた頃の名残り。人間が減少していく中で失われていった技術がこの国には残っている。


               技巧都市グリトニル

技巧都市グリトニル【ぎこう-とし-グリトニル】
 技術国ヨトゥンヘイムの首都。ヘゼルヴァ大陸の南部の内陸に作られた科学都市。
 都市の周囲をぐるりと高い鋼の壁がおおっている。
 自然を愛する亜人から見れば鉄の塊ともいえる都市。
 街には高層の建物がたくさんあり、ごちゃごちゃとした雰囲気を与える。植物はあまり生えていない。
 主要な移動手段は自動車[オートカー]や電気車[エレキカー]。馬車などは一切使われていない。
 食物は近くにある植物プラントや養殖プラントで作られたものを加工し、調理したものをそのまま売っている。自分達で料理をする感覚はこの国にはない。
 全てを機械に頼った生活をしている。
 食料の自給率はかなり高い。
 道もしっかりと整備されている。
 人の姿をした機械も作られており、全てを機械に任せた無人販売店というものが多くある。
 機械を動かす膨大なエネルギーは雷の精霊[ブリッツ]の力によりまかなわれている。


               技巧の城グリトニル

技巧の城グリトニル【ぎこう-の-しろ-グリトニル】
 技術国ヨトゥンヘイムの首都、技巧都市グリトニルもある城。
 技巧都市グリトニルの中心に建てられている。
 周囲にはかなり高い建物がたくさんあるが、その周囲の建物よりも更に高い建築物である。
 機械仕掛けの城。そこかしこに城を護る為の仕掛けが施してある。様々なトラップや警報装置、監視カメラなど、たくさんの機器が設置されている。
 建物の材料は軽くて丈夫な鋼、軽装鋼[ルフトダイト]で出来ている。軽装鋼[ルフトダイト]はうっすらと緑色なので建物全体は淡い緑色をしている。


               技光の街フォルト

技光の街フォルト【ぎこう-の-まち-フォルト】
 神教国ラインヴァンと技術国ヨトゥンヘイムの国境にある街。街中に国境があり、高い城壁が建っている。その壁によって神教国ラインヴァンと技術国ヨトゥンヘイムに分かれている。神教国ラインヴァン側が輝きの街ブレイザブリク、技術国ヨトゥンヘイム側が技光の街フォルトと呼ばれている。国境を境に全く違う街並みが広がっている。
 機械化された街。赤や緑、青や銀、金色の金属でつくられた家が街にはある。
 自動車[オートカー]や電気車[エレキカー]が主要な交通手段。
 人間が暮らしている街。
 四季があるが作物は植物プラントで作られているので全く関係ない。
 今では稀少となってしまった人間が、遥か昔、創世暦時代から全く変わらない生活をしている。昔よりも進んだ技術などもあるが、人間が減少した今の世界では科学技術の進歩は遅い。


      天界    現世界の上空にある浮遊島に作られた天使達の世界
         天界

天界【てん-かい】
 閉鎖世界ディヴァイアの一つ。現世界の遥か上空に浮いている大陸の事をいう。
 翔聖郷、白亜郷、清雅郷、桃源郷、天元郷という五つの区画に分かれている。
 翔聖郷は天界の中心。
 白亜郷、清雅郷、桃源郷、天元郷にはさらにそれぞれ各二十の属性の力を持った大陸が集まっている。
 白亜郷、清雅郷、桃源郷、天元郷はそれぞれ離れた位置に浮いている。
 天界には階級天使、守護天使、護衛天使という種族が暮らしている。
 天界は閉鎖世界ディヴァイアの一つである現世界を護るために作られた巨大な制御システムであり、それを操作するのが天使である。
 天界の歴史はとても浅い。
 閉鎖世界ディヴァイアの現世界にたくさんの魔族が現れ、世界は危機に陥った。魔族の所為で世界のバランスが崩れ、崩壊に向かっていた。その世界を護るために魔皇族が造ったのが天界という名の制御システム。世界を護るために存在している二十の属性を持つ神達と同じ二十のシステムを造った。二十のシステムはそれぞれ扱える属性が決まっている。そしてその制御システムの負荷を下げる為に三つのシステムを後から造った。魔皇族が造ったものなので紋章術が多用されている。このシステムは神や天使、精霊の力を増幅し、制御できるようになっている。
 この天界が創られた事により、神界や現世界で暮らしていた天使達をここの管理者にした。


         白亜郷   魔皇族が造った中枢制御システム
            白亜郷

白亜郷【はくあ-きょう】
 天界の一つ。
 魔皇族が一番最初に造った制御システム。
 二十の属性があり、それぞれの制御システムは全て中枢制御システムと呼ばれている。
 天界はゆっくりと移動しているので、白亜郷も一定の速さで移動している。移動するのは効率的に世界を調整する為である。
 それぞれの中枢制御システムは一定の距離を保ったまま移動している。
 白亜郷という区画で移動するので、それぞれの大陸が勝手に離れたりする事はない。
 中枢制御システムがあるので天使たちにとても重要視されている。この白亜郷には下級の神族が天使達と共に管理している。たまに最高神も降りてきたりする。
 白亜郷は離れて浮いている二十の大陸をひっくるめてそう呼ばれており、白亜郷という大陸があるわけではない。


            炎烈谷

炎烈谷【えんれつだに】
 天界、白亜郷にある炎の中枢制御システム。
 炎属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  炎の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 高低差の激しい谷がたくさんある。谷間を流れているのは水ではなく溶岩。もくもくと煙を上げている。所々で炎が上がっている。建物は全て赤い色をしている。谷には熱気が立ち込めている。
 この炎烈谷で生まれる天使はそのほとんどが炎の力を持っているが、熱や雷などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この炎烈谷で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが炎烈[ほむらよし]一族である。


            水蓮鏡

水蓮鏡【すいれん-きょう】
 天界、白亜郷にある水の中枢制御システム。
 水属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。
 水の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 森の中に大きな湖と川がある。水が豊富なところ。いたる所に水があるが、じめじめしたりしていない。建物は全て青い色をしている。どこにいても水の音が聞こえてくる涼しげなところ。
 この水蓮鏡で生まれる天使はそのほとんどが水の力を持っているが、氷や植物などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この水蓮鏡で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが水蓮[ゆれん]一族である。
 創生暦一六九四四五年第二十一月[風の月]に魔族に襲われ、同年第二十三月[魔の月]に現世界ミズガルド大陸南部平原ニザヴェリルに崩落する。


            焦熱園

焦熱園【しょうねつえん】
 天界、白亜郷にある熱の中枢制御システム。
 熱属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  熱の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 ずっと平野が続いており、そのところどころから蒸気が噴出したりする。蒸気だけでなく、熱湯が噴出す間欠泉もある。建物は全て赤い色をしている。どこにいても少々暑い。
 この焦熱園で生まれる天使はそのほとんどが熱の力を持っているが、炎や大地などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この焦熱園で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが焦熱[こぜつ]一族である。


            雪華原

雪華原【せっか-げん】
 天界、白亜郷にある氷の中枢制御システム。
 氷属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  氷の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 雪が深深と降り続ける平原がずっと続いている。この雪はけして降り止むことはない。雪はずっと降っているが、あまり地面には積もっていない。積もる前にほとんどが融けてしまう。建物は全て青い色をしている。どこにいても肌寒い。
 この雪華原で生まれる天使はそのほとんどが氷の力を持っているが、水や闇などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この雪華原で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが雪華[きよか]一族である。


            普天海

普天海【ふてん-かい】
 天界、白亜郷にある大地の中枢制御システム。
 大地属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。
 大地の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 荒野の一角に高低差の激しい砂丘がある。流砂もあり、砂丘の中をぐるぐると廻っている。建物は全て茶色をしている。空気中に砂が漂っている。
 この普天海で生まれる天使はそのほとんどが大地の力を持っているが、熱や光などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この普天海で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが普天[ほたか]一族である。


            緑樹園

緑樹園【りょくじゅ-えん】
 天界、白亜郷にある植物の中枢制御システム。
 植物属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。
 植物の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 背の高い木や低い木などが生い茂っている。草花が咲き誇り、自然がとても豊か。いつでも花が咲いている。建物は全て緑色をしている。風に乗って葉が舞い降りてくる。
 この緑樹園で生まれる天使はそのほとんどが植物の力を持っているが、水や空などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この緑樹園で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが緑樹[つなたつ]一族である。


            雷鳴海

雷鳴海【らいめい-かい】
 天界、白亜郷にある雷の中枢制御システム。
 雷属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  雷の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 荒野が広がっているが、ところどころで雷がバチバチと鳴っている。雷を帯びている植物などもたくさん生えていたりする。建物は全て橙色をしている。終始雷鳴が鳴り響いており、バチバチと光が走ったりする。
 この雷鳴海で生まれる天使はそのほとんどが雷の力を持っているが、炎や光などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この雷鳴海で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが雷鳴[あずまなり]一族である。


            疾風樹

疾風樹【しっぷう-じゅ】
 天界、白亜郷にある空の中枢制御システム。
 空属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  空の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 背の高い大きな巨木がたくさん生えており、激しく吹き荒れる風になびいている。風は吹き止むことなく、日々、木を揺らし続けている。建物は全て緑色をしている。ぴゅーぴゅーと風が鳴っている。
 この疾風樹で生まれる天使はそのほとんどが空の力を持っているが、熱や雷などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この疾風樹で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが疾風[としかぜ]一族である。


            光輝谷

光輝谷【こうき-だに】
 天界、白亜郷にある光の中枢制御システム。
 光属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  光の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 高低差の激しい谷がたくさんある。谷間を流れている水はうっすらと金色に光っている。谷自体も夜になると淡い緑色に光る。水しぶきもキラキラと輝いている。建物は全て金色に輝いている。夜になってもキラキラと眩しい光を放っている。
 この光輝谷で生まれる天使はそのほとんどが光の力を持っているが、雷や大地などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この光輝谷で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが光輝[みつき]一族である。


            暗黒街

暗黒街【あんこく-がい】
 天界、白亜郷にある闇の中枢制御システム。
 闇属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  闇の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 黒い木が集まって出来た黒い森と、黒い建物が立ち並んでいる場所がある。非常に暗い雰囲気のある場所。高い建物が多く、下の方はいつでも影が降りていて暗い。昼でも暗い場所が多い。建物は全て黒い色をしている。夜になると何も見えなくなる。
 この暗黒街で生まれる天使はそのほとんどが闇の力を持っているが、氷や空などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この暗黒街で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが暗黒[はらいこく]一族である。


            光聖海

光聖海【こうせい-かい】
 天界、白亜郷にある聖の中枢制御システム。
 聖属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  聖の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 キラキラと光り輝く植物がたくさん生えている。流れている川や湖も金色に輝いている。建物は全て金色に輝いており、淡く明滅している。夜になってもキラキラと眩しく光り輝いている。
 この光聖海で生まれる天使はそのほとんどが聖の力を持っているが、太陽や審判などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この光聖海で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが光聖[ありさと]一族である。


            黄昏宮

黄昏宮【たそがれ-ぐう】
 天界、白亜郷にある魔の中枢制御システム。
 魔属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  魔の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 黒い木がたくさん植わっている庭園と、黒い建物がある。庭園の中には、光を全く反射しない黒い泉がある。建物は全て黒い色をしている。夜になると何も見えなくなるほど黒一色。光を全く反射しない黒い建物である。全体的に暗い雰囲気をしている。
 この黄昏宮で生まれる天使はそのほとんどが魔の力を持っているが、月や星などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この黄昏宮で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが黄昏[ここん]一族である。


            命明庭

命明庭【めいめい-てい】
 天界、白亜郷にある生命の中枢制御システム。
 生命属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。
 生命の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 みずみずしく、いきいきとした植物があふれんばかりに咲き誇っている。桃色をした植物も生えている。建物は全て桃色をしている。水音が聞こえる自然豊かな庭園。
 この命明庭で生まれる天使はそのほとんどが生命の力を持っているが、太陽や時などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この命明庭で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが命明[みあか]一族である。


            霊瑞殿

霊瑞殿【れいずい-でん】
 天界、白亜郷にある精神の中枢制御システム。
 精神属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。
 精神の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 紫色の雪が深深と降り続けている。うっすらと紫色に光る植物もたくさん生えている。建物は紫色をしていて、うっすらと淡い光を放っている。幻想的なイメージをかもし出しているところ。
 この霊瑞殿で生まれる天使はそのほとんどが精神の力を持っているが、月や空間などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この霊瑞殿で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが霊瑞[よしあや]一族である。


            断罪宮

断罪宮【だんざい-ぐう】
 天界、白亜郷にある審判の中枢制御システム。
 審判属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。
 審判の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 するどくとがった金属が所々から生えている。物騒に生えている金属以外に奇抜なものは無くすっきりと無駄のない荒野が広がっている。建物は全て薄青緑色をしている。夜になるとかなり危険。
 この断罪宮で生まれる天使はそのほとんどが審判の力を持っているが、聖や時などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この断罪宮で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが断罪[とうつみ]一族である。


            星辰殿

星辰殿【せいしん-でん】
 天界、白亜郷にある星の中枢制御システム。
 星属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  星の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 荒野が続いている。しかし、その大地はゆっくりと淡く明滅を繰り返している。その光はけして強いものではない。建物は全て茶色をしている。その建物も同じように淡く明滅を繰り返している。
 この星辰殿で生まれる天使はそのほとんどが星の力を持っているが、魔や空間などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この星辰殿で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが星辰[としとき]一族である。


            暁乃宮

暁乃宮【あかつきの-みや】
 天界、白亜郷にある太陽の中枢制御システム。
 太陽属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。
 太陽の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 金色の木がたくさん植わっている庭園がある。キラキラと赤や橙に光り輝く泉がある。建物は全て橙色をしている。その建物は赤や橙に光り輝いている。キラキラと光り輝いていて夜でも眩しい光を放っている。
 この暁乃宮で生まれる天使はそのほとんどが太陽の力を持っているが、聖や生命などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この暁乃宮で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが暁乃[としいまし]一族である。


            月影島

月影島【つきかげ-しま】
 天界、白亜郷にある月の中枢制御システム。
 月属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  月の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 金色の雪が深深と降り続けている。三日月の形をして、淡く金色に光り輝く葉を持つ木がたくさん生えている森がある。建物もうっすらと金色に光っている。夜になると月のような淡い光が幻想的なイメージをかもし出している。
 この月影島で生まれる天使はそのほとんどが月の力を持っているが、魔や精神などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この月影島で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが月影[つえい]一族である。


            時架館

時架館【じか-かん】
 天界、白亜郷にある時の中枢制御システム。
 時属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。  時の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 時計の針のような長い針が所々から生えている。それ以外は建物以外何もない。草木も生えていない。建物にも時計がたくさんついているが、時刻はあっていない。建物は全て限り無く黒に近い紫青色をしている。どこからともなくカチカチという音が響いてくる。この音はけして止むこと無く鳴り続けている。
 この時架館で生まれる天使はそのほとんどが時の力を持っているが、生命や審判などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この時架館で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが時架[これみつ]一族である。


            虚無堂

虚無堂【きょむ-どう】
 天界、白亜郷にある空間の中枢制御システム。
 空間属性の中枢制御システムで、他の三つの制御システムとつながっている。
 空間の下級万物神が常駐して、天使と一緒に仕事をしている。
 何も無い、だだっ広い平原が広がっている。建物の他には何もない。草木も生えていない。建物は全て濃紫色をしている。建物は濃紫から黒にゆっくりと明滅している。
 この虚無堂で生まれる天使はそのほとんどが空間の力を持っているが、精神や星などの力を持つ天使も生まれる。ごく稀に他の属性の力を持った天使も生まれる。
 この虚無堂で最も強い能力を持ち、中枢制御システムを調整している一族がいる。それが虚無[こなし]一族である。


         清雅郷   魔皇族が造った制御システムの一つ
            清雅郷

清雅郷【せいが-きょう】
 天界の一つ。
 魔皇族が中枢制御システムを補助する為に造った制御システム。
 二十の属性があり、それぞれの制御システムは全て中枢制御システムと繋がっている。
 天界はゆっくりと移動しているので、清雅郷も一定の速さで移動している。移動するのは効率的に世界を調整する為である。
 それぞれの制御システムは一定の距離を保ったまま移動している。
 清雅郷という区画で移動するので、それぞれの大陸が勝手に離れたりする事はない。
 天使達の居住スペースもある。
 清雅郷は白亜郷ほど大きくはない。
 清雅郷は離れて浮いている二十の大陸をひっくるめてそう呼ばれており、清雅郷という大陸があるわけではない。


            火炎山

火炎山【かえん-ざん】
 天界、清雅郷にある炎の制御システム。
 炎の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 煙をもくもくと上げている大きな山がある。たまに噴火して溶岩や火山灰などを撒き散らす。建物がある場所までは飛んできたりはしない。建物は全て赤い色をしている。
 この火炎山で生まれる天使の約半数が炎の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が熱や雷などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。炎烈谷ほど炎の力が強くないので、炎の天使が生まれる確立は低くなっている。
 炎烈谷よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            水麗都

水麗都【すいれい-と】
 天界、清雅郷にある水の制御システム。
 水の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 森の中に大きな川や湖がある。水が豊富なところ。いたる所に水があるが、じめじめしたりしていない。建物は全て青い色をしている。どこにいても水の音が聞こえてくる涼しげな所。
 この水麗都で生まれる天使の約半数が水の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が氷や植物などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。水蓮鏡ほど水の力が強くないので、水の天使が生まれる確立は低くなっている。
 水蓮鏡よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            灼熱樹

灼熱樹【しゃくねつじゅ】
 天界、清雅郷にある熱の制御システム。
 熱の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 紅く熱を発している木がたくさん生えている森がある。森の中は熱気が溢れているが、燃えたりはしない。建物は全て赤い色をしている。どこにいても少々暑い。
 この灼熱樹で生まれる天使の約半数が熱の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が炎や大地などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。焦熱園ほど熱の力が強くないので、熱の天使が生まれる確立は低くなっている。
 焦熱園よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            氷霜樹

氷霜樹【ひょうそう-じゅ】
 天界、清雅郷にある氷の制御システム。
 氷の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 氷のように冷たく白い葉を付ける木がたくさん生えている森がある。地面にも白い霜がたくさん出来ている。白い結晶が空気中に漂っている。その様子はキラキラしていてとても綺麗。建物は全て青い色をしている。どこにいても肌寒い。
 この氷霜樹で生まれる天使の約半数が氷の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が水や闇などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。雪華原ほど氷の力が強くないので、氷の天使が生まれる確立は低くなっている。
 雪華原よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            地牙原

地牙原【ちが-はら】
 天界、清雅郷にある大地の制御システム。
 大地の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 高低差の激しい荒野が広がっている。所々に尖っている岩山がある。建物は全て茶色をしている。
 この地牙原で生まれる天使の約半数が大地の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が熱や光などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。普天海ほど大地の力が強くないので、大地の天使が生まれる確立は低くなっている。
 普天海よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            大樹庭

大樹庭【たいじゅ-てい】
 天界、清雅郷にある植物の制御システム。
 植物の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 背の低い木々が生い茂っている。草花が咲き誇り、自然がとても豊か。いつでも花が咲いている。建物は全て緑色をしている。
 この大樹庭で生まれる天使の約半数が植物の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が水や空などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。緑樹園ほど植物の力が強くないので、植物の天使が生まれる確立は低くなっている。
 緑樹園よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            雷光原

雷光原【らいこう-げん】
 天界、清雅郷にある雷の制御システム。
 雷の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 所々で雷がバチバチと鳴っている平原がある。雷をおびている雷などもたくさん生えている。建物は全て橙色をしている。終始雷鳴が鳴り響いており、バチバチと光が走ったりする。
 この雷光原で生まれる天使の約半数が雷の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が炎や光などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。雷鳴海ほど雷の力が強くないので、雷の天使が生まれる確立は低くなっている。
 雷鳴海よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            風颶谷

風颶谷【ふうぐ-だに】
 天界、清雅郷にある空の制御システム。
 空の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 高低差の激しい谷がたくさんある。谷間を激しい風が吹きぬけている。建物は全て緑色をしている。どこにいても風が吹いており、止む事はない。
 この風颶谷で生まれる天使の約半数が空の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が植物や闇などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。疾風樹ほど空の力が強くないので、空の天使が生まれる確立は低くなっている。
 疾風樹よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            光耀鏡

光耀鏡【こうよう-きょう】
 天界、清雅郷にある光の制御システム。
 光の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 キラキラと光り輝く植物がたくさん生えている森がある。森の中にはキラキラと光り輝く泉がある。建物は全て金色に輝いている。夜になってもキラキラと眩しい光を放っている。
 この光耀鏡で生まれる天使の約半数が光の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が雷や大地などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。光輝谷ほど光の力が強くないので、光の天使が生まれる確立は低くなっている。
 光輝谷よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            闇夜森

闇夜森【あんや-しん】
 天界、清雅郷にある闇の制御システム。
 闇の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 黒い木が集まって出来た黒い森がある。いつでも暗い場所。建物は全て黒い色をしている。夜になると何も見えなくなる。
 この闇夜森で生まれる天使の約半数が闇の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が氷や空などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。暗黒街ほど闇の力が強くないので、闇の天使が生まれる確立は低くなっている。
 暗黒街よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            神聖鏡

神聖鏡【しんせい-きょう】
 天界、清雅郷にある聖の制御システム。
 聖の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 キラキラと光り輝く植物がたくさん生えている森がある。森の中にはキラキラと光り輝く泉がある。建物は全て金色に輝いており、淡く明滅している。夜になってもキラキラと眩しく光り輝いている。
 この神聖鏡で生まれる天使の約半数が聖の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が太陽や審判などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。光聖海ほど聖の力が強くないので、聖の天使が生まれる確立は低くなっている。
 光聖海よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            魔天楼

魔天楼【まてん-ろう】
 天界、清雅郷にある魔の制御システム。
 魔の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 黒い木が集まって出来た森がある。黒い木は背が高く風になびいている。かなり高い建物が多い。建物は全て黒い色をしている。夜になると何も見えなくなるほど黒一色。光を全く反射しない黒い建物である。全体的に暗い雰囲気をしている。
 この魔天楼で生まれる天使の約半数が魔の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が月や星などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。黄昏宮ほど魔の力が強くないので、魔の天使が生まれる確立は低くなっている。
 黄昏宮よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            命生宮

命生宮【めいせい-ぐう】
 天界、清雅郷にある生命の制御システム。
 生命の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 みずみずしく、いきいきとした植物が生い茂っている。いたる所に花が咲いている。流れている川はうっすらと桃色をしている。建物は全て桃色をしている。水音が聞こえる自然豊かな庭園。
 この命生宮で生まれる天使の約半数が生命の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が太陽や時などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。命明庭ほど生命の力が強くないので、生命の天使が生まれる確立は低くなっている。
 命明庭よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            精霊庭

精霊庭【せいりょう-てい】
 天界、清雅郷にある精神の制御システム。
 精神の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 紫色の雪が深深と降り続けている森がある。うっすらと紫色に光っている木や植物がたくさん生えている。建物は紫色をしていて、うっすらと淡い光を放っている。幻想的なイメージをかもし出しているところ。
 この精霊庭で生まれる天使の約半数が精神の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が月や空間などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。霊瑞殿ほど精神の力が強くないので、精神の天使が生まれる確立は低くなっている。
 霊瑞殿よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            処断島

処断島【しょだん-とう】
 天界、清雅郷にある審判の制御システム。
 審判の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 鋭く尖った金属が所々に生えている。物騒な刃物がたくさん生えている。それ以外に奇抜なものは無く、無駄のないすっきりとした空間に建物が建っている。建物は全て薄青緑色をしている。夜になるとかなり危険。
 この処断島で生まれる天使の約半数が審判の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が聖や時などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。断罪宮ほど審判の力が強くないので、審判の天使が生まれる確立は低くなっている。
 断罪宮よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            星霜庭

星霜庭【せいそう-てい】
 天界、清雅郷にある星の制御システム。
 星の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 キラキラと光り、明滅する植物がたくさん生えている森がある。その大地もゆっくりと淡く明滅を繰り返している。その光りはけして強いものではない。建物は全て茶色をしている。その建物も同じように淡く明滅を繰り返している。
 この星霜庭で生まれる天使の約半数が星の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が魔や空間などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。星辰殿ほど星の力が強くないので、星の天使が生まれる確立は低くなっている。
 星辰殿よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            陽光殿

陽光殿【ようこう-でん】
 天界、清雅郷にある太陽の制御システム。
 太陽の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 赤や橙に光り輝く植物が植わっている森がある。キラキラと光り輝く金色の雪が深深と降っている。建物は全て橙色をしている。その建物は赤や橙に光り輝いている。キラキラと光り輝いていて夜でも眩しい光を放っている。
 この陽光殿で生まれる天使の約半数が太陽の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が聖や生命などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。暁乃宮ほど太陽の力が強くないので、太陽の天使が生まれる確立は低くなっている。
 暁乃宮よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            月夜殿

月夜殿【げつや-でん】
 天界、清雅郷にある月の制御システム。
 月の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 淡く金色に光り輝く雪が深深と降り続けている。建物もうっすらと金色に光っている。夜になると月のような淡い光が幻想的なイメージをかもし出している。
 この月夜殿で生まれる天使の約半数が月の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が魔や精神などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。月影島ほど月の力が強くないので、月の天使が生まれる確立は低くなっている。
 月影島よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            時刻樹

時刻樹【じこく-じゅ】
 天界、清雅郷にある時の制御システム。
 時の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 時計の針のような長い針や短い針の形をした枝をしている木の生えている森がある。建物にも時計がたくさんついているが、時刻はあっていない。建物は全て限り無く黒に近い紫青色をしている。どこからともなくカチカチという音が響いてくる。この音はけして止むこと無く鳴り続けている。
 この時刻樹で生まれる天使の約半数が時の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が生命や審判などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。時架館ほど時の力が強くないので、時の天使が生まれる確立は低くなっている。
 時架館よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            無限堂

無限堂【むげん-どう】
 天界、清雅郷にある空間の制御システム。
 空間の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 何も無い、だだっ広い平原が広がっている。建物の他には何もない。草木も生えていない。建物は全て濃紫色をしている。建物は濃紫から黒にゆっくりと明滅している。
 この火空間山で生まれる天使の約半数が空間の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が精神や星などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。虚無堂ほど空間の力が強くないので、空間の天使が生まれる確立は低くなっている。
 虚無堂よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


         桃源郷   魔皇族が造った制御システムの一つ
            桃源郷

桃源郷【とうげん-きょう】
 天界の一つ。
 魔皇族が中枢制御システムを補助する為に造った制御システム。
 二十の属性があり、それぞれの制御システムは全て中枢制御システムと繋がっている。
 天界はゆっくりと移動しているので、桃源郷も一定の速さで移動している。移動するのは効率的に世界を調整する為である。
 それぞれの制御システムは一定の距離を保ったまま移動している。
 桃源郷という区画で移動するので、それぞれの大陸が勝手に離れたりする事はない。
 天使達の居住スペースもある。
 桃源郷は白亜郷ほど大きくはない。
 桃源郷は離れて浮いている二十の大陸をひっくるめてそう呼ばれており、桃源郷という大陸があるわけではない。


            紅炎樹

紅炎樹【こうえん-じゅ】
 天界、桃源郷にある炎の制御システム。
 炎の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 紅い炎を上げている燃える葉を持っている木がたくさん生えている森がある。その炎はけして消える事が無く、木も消し炭になる事はない。建物は全て赤い色をしている。森は熱気に包まれていて物凄く暑い。
 この紅炎樹で生まれる天使の約半数が炎の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が熱や雷などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。炎烈谷ほど炎の力が強くないので、炎の天使が生まれる確立は低くなっている。
 炎烈谷よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            水鏡都

水鏡都【すいきょう-と】
 天界、桃源郷にある水の制御システム。
 水の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 森の中に大きな川や湖がある。森は高低差があり、そこを流れる川が滝となっているところもある。建物は全て青い色をしている。どこにいても水の音が聞こえてくる涼しげな所。
 この水鏡都で生まれる天使の約半数が水の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が氷や植物などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。水蓮鏡ほど水の力が強くないので、水の天使が生まれる確立は低くなっている。
 水蓮鏡よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            炎暑海

炎暑海【えんしょ-かい】
 天界、桃源郷にある熱の制御システム。
 熱の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 物凄く暑い平原と熱い水で出来た海がある。熱湯で出来た海は触れられないほど熱い。建物は全て赤い色をしている。どこにいても少々暑い。
 この炎暑海で生まれる天使の約半数が熱の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が炎や大地などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。焦熱園ほど熱の力が強くないので、熱の天使が生まれる確立は低くなっている。
 焦熱園よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            凍結鏡

凍結鏡【とうけつ-きょう】
 天界、桃源郷にある氷の制御システム。
 氷の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 森の中に大きな川や湖があるが、全て表面は凍りついている。森には高低差があり、そこを流れる川が滝となっているところもある。滝も勿論凍っている。白い結晶が空気中に漂っている。その様子はキラキラとしていてとても綺麗。建物は全て青い色をしている。どこにいても肌寒い。
 この凍結鏡で生まれる天使の約半数が氷の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が水や闇などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。雪華原ほど氷の力が強くないので、氷の天使が生まれる確立は低くなっている。
 雪華原よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            地祇谷

地祇谷【ちぎ-たに】
 天界、桃源郷にある大地の制御システム。
 大地の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 荒野の一角に高低差の激しい谷がたくさんある。谷間を流れているのは水ではなく砂。流砂が谷の間をゆっくりと流れている。谷には尖がった岩山がたくさんある。建物は全て茶色をしている。空気中に砂が漂っている。
 この地祇谷で生まれる天使の約半数が大地の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が熱や光などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。普天海ほど大地の力が強くないので、大地の天使が生まれる確立は低くなっている。
 普天海よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            樹林島

樹林島【じゅりん-とう】
 天界、桃源郷にある植物の制御システム。
 植物の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 背の高い木々が生い茂っている。草花が咲き誇り、自然がとても豊か。いつでも花が咲き誇っている。建物は全て緑色をしている。風に乗って葉が舞い降りてくる。
 この樹林島で生まれる天使の約半数が植物の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が水や空などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。緑樹園ほど植物の力が強くないので、植物の天使が生まれる確立は低くなっている。
 緑樹園よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            雷霆山

雷霆山【らいてい-ざん】
 天界、桃源郷にある雷の制御システム。
 雷の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 所々で雷がバチバチと鳴っている山がある。雷をおびている植物などもたくさん生えている。建物は全て橙色をしている。終始雷鳴が鳴り響いており、バチバチと光が走ったりする。
 この雷霆山で生まれる天使の約半数が雷の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が炎や光などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。雷鳴海ほど雷の力が強くないので、雷の天使が生まれる確立は低くなっている。
 雷鳴海よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            風嵐谷

風嵐谷【ふうらん-だに】
 天界、桃源郷にある空の制御システム。
 空の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 高低差の激しい谷がたくさんある。谷間を激しい風が吹きぬけている。建物は全て緑色をしている。どこにいても風が吹いており、止む事はない。
 この風嵐谷で生まれる天使の約半数が空の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が植物や闇などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。疾風樹ほど空の力が強くないので、空の天使が生まれる確立は低くなっている。
 疾風樹よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            光雨庭

光雨庭【こうう-てい】
 天界、桃源郷にある光の制御システム。
 光の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 キラキラと光り輝く金色の雨が降っている森がある。キラキラと光り輝く植物もたくさん生えている。建物は全て金色に輝いている。夜になってもキラキラと眩しい光を放っている。
 この光雨庭で生まれる天使の約半数が光の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が雷や大地などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。光輝谷ほど光の力が強くないので、光の天使が生まれる確立は低くなっている。
 光輝谷よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            夜陰鏡

夜陰鏡【やいん-きょう】
 天界、桃源郷にある闇の制御システム。
 闇の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 真っ黒い植物がたくさん生えている森がある。森の中には真っ黒い、全てを飲み込んでしまいそうな色をした泉がある。建物は全て黒い色をしている。夜になると何も見えなくなる。
 この夜陰鏡で生まれる天使の約半数が闇の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が氷や空などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。暗黒街ほど闇の力が強くないので、闇の天使が生まれる確立は低くなっている。
 暗黒街よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            聖恩殿

聖恩殿【せいおん-でん】
 天界、桃源郷にある聖の制御システム。
 聖の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 キラキラと光り輝く植物がたくさん生い茂っている平原がある。夜になってもキラキラと眩しく光り輝いている。建物は全て金色に輝いており、淡く明滅している。夜になってもキラキラと眩しく光り輝いている。
 この聖恩殿で生まれる天使の約半数が聖の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が太陽や審判などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。光聖海ほど聖の力が強くないので、聖の天使が生まれる確立は低くなっている。
 光聖海よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            夜魔庭

夜魔庭【やま-てい】
 天界、桃源郷にある魔の制御システム。
 魔の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 黒い木が集まって出来た森がある。黒い木は背が高く風になびいている。森の中には真っ黒い全てを飲み込んでしまいそうな色をした泉がある。黒い森や建物のせいでいつでも暗い。建物は全て黒い色をしている。夜になると何も見えなくなるほど黒一色。光を全く反射しない黒い建物である。全体的に暗い雰囲気をしている。
 この夜魔庭で生まれる天使の約半数が魔の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が月や星などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。黄昏宮ほど魔の力が強くないので、魔の天使が生まれる確立は低くなっている。
 黄昏宮よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            療治宮

療治宮【りょうじ-ぐう】
 天界、桃源郷にある生命の制御システム。
 生命の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 みずみずしく、いきいきとした植物が生い茂っている。いたる所に桃色に光り輝く花が咲いている。流れている川はうっすらと桃色をしている。建物は全て桃色をしている。水音が聞こえる自然豊かな庭園。
 この療治宮で生まれる天使の約半数が生命の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が太陽や時などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。命明庭ほど生命の力が強くないので、生命の天使が生まれる確立は低くなっている。
 命明庭よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            幽魂海

幽魂海【ゆうこん-かい】
 天界、桃源郷にある精神の制御システム。
 精神の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 ゆらゆらと揺らめく水面を湛えた海がある。海はうっすらと紫色に光っている。紫色の雪が深深と降り続けている。建物は紫色をしていて、うっすらと淡い光を放っている。幻想的なイメージをかもし出しているところ。
 この幽魂海で生まれる天使の約半数が精神の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が月や空間などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。霊瑞殿ほど精神の力が強くないので、精神の天使が生まれる確立は低くなっている。
 霊瑞殿よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            真詮峡

真詮峡【しんせん-きょう】
 天界、桃源郷にある審判の制御システム。
 審判の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 高低差の激しい峡谷がたくさんある。刺々しく金属質な植物がたくさん生えている。谷間を流れている川はどろりとした金属のようなものが流れている。刃物の形をしている植物も生えている。建物は全て薄青緑色をしている。夜になるとかなり危険。
 この真詮峡で生まれる天使の約半数が審判の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が聖や時などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。断罪宮ほど審判の力が強くないので、審判の天使が生まれる確立は低くなっている。
 断罪宮よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            聖星海

聖星海【せいせい-かい】
 星の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 キラキラと光り輝く海がある。キラキラと光り輝く砂浜もある。砂は星の形をしていてうっすらと明滅している。その光りはけして強いものではない。建物は全て茶色をしている。その建物も同じように淡く明滅を繰り返している。  この聖星海で生まれる天使の約半数が星の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が魔や空間などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。星辰殿ほど星の力が強くないので、星の天使が生まれる確立は低くなっている。
 星辰殿よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            暁天鏡

暁天鏡【ぎょうてん-きょう】
 天界、桃源郷にある太陽の制御システム。
 太陽の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 赤や橙に光り輝く植物がたくさん生えている森がある。森の中には赤や橙に光り輝いている泉がある。建物は全て橙色をしている。その建物は赤や橙に光り輝いている。キラキラと光り輝いていて夜でも眩しい光を放っている。
 この暁天鏡で生まれる天使の約半数が太陽の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が聖や生命などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。暁乃宮ほど太陽の力が強くないので、太陽の天使が生まれる確立は低くなっている。
 暁乃宮よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            月光庭

月光庭【げっこう-てい】
 天界、桃源郷にある月の制御システム。
 月の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 淡く金色に光り輝く植物がたくさん生えている森がある。その光りはけして強いものではない。建物もうっすらと金色に光っている。夜になると月のような淡い光が幻想的なイメージをかもし出している。
 この月光庭で生まれる天使の約半数が月の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が魔や精神などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。月影島ほど月の力が強くないので、月の天使が生まれる確立は低くなっている。
 月影島よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            逢魔海

逢魔海【おうま-かい】
 天界、桃源郷にある時の制御システム。
 時の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 時計の針のような長い針や短い針の形をした金属に埋め尽くされた大地がある。建物にも時計がたくさんついているが、時刻はあっていない。建物は全て限り無く黒に近い紫青色をしている。どこからともなくカチカチという音が響いてくる。この音はけして止むこと無く鳴り続けている。
 この逢魔海で生まれる天使の約半数が時の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が生命や審判などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。時架館ほど時の力が強くないので、時の天使が生まれる確立は低くなっている。
 時架館よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            空闊峡

空闊峡【くうかつ-きょう】
 天界、桃源郷にある空間の制御システム。
 空間の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 高低差の激しい峡谷がたくさんある。ただ、谷間に水は流れていない。何も無い、だだっ広い平原が広がっている。建物の他には何もない。草木も生えていない。建物は全て濃紫色をしている。建物は濃紫から黒にゆっくりと明滅している。
 この空闊峡で生まれる天使の約半数が空間の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が精神や星などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。虚無堂ほど空間の力が強くないので、空間の天使が生まれる確立は低くなっている。
 虚無堂よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


         天元郷   魔皇族が造った制御システムの一つ
            天元郷

天元郷【てんげん-きょう】
 天界の一つ。
 魔皇族が中枢制御システムを補助する為に造った制御システム。
 二十の属性があり、それぞれの制御システムは全て中枢制御システムと繋がっている。
 天界はゆっくりと移動しているので、天元郷も一定の速さで移動している。移動するのは効率的に世界を調整する為である。
 それぞれの制御システムは一定の距離を保ったまま移動している。
 天元郷という区画で移動するので、それぞれの大陸が勝手に離れたりする事はない。
 天使達の居住スペースもある。
 天元郷は白亜郷ほど大きくはない。
 天元郷は離れて浮いている二十の大陸をひっくるめてそう呼ばれており、天元郷という大陸があるわけではない。


            炬火堂

炬火堂【きょか-どう】
 天界、天元郷にある炎の制御システム。
 炎の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 紅い炎を上げて燃える葉を持つ木が生えている森がある。その炎は消える事が無く、木も消し炭になることはない。森は紅い火の粉が舞っている。建物は全て赤い色をしている。森は熱気に包まれていて物凄く暑い。
 この炬火堂で生まれる天使の約半数が炎の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が熱や雷などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。炎烈谷ほど炎の力が強くないので、炎の天使が生まれる確立は低くなっている。
 炎烈谷よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            透水鏡

透水鏡【とうすい-きょう】
 天界、天元郷にある水の制御システム。
 水の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 水色の葉を付けた木が生えている森がある。この木は水分がとても豊富で、少し葉が切れただけでも水が大量に滴り落ちる。水分が多い木が生えている森だが、じめじめしているわけではない。森の中に大きな湖がある。水がとても豊富なところ。建物は全て青い色をしている。どこにいても水の音が聞こえてくる涼しげな所。
 この透水鏡で生まれる天使の約半数が水の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が氷や植物などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。水蓮鏡ほど水の力が強くないので、水の天使が生まれる確立は低くなっている。
 水蓮鏡よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            炎熱山

炎熱山【えんねつ-ざん】
 天界、天元郷にある熱の制御システム。
 熱の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 煙をもくもくと上げている山がある。所々から蒸気が噴出したりしている。蒸気だけでなく熱湯が噴出しているところもある。建物は全て赤い色をしている。どこにいても少々暑い。
 この炎熱山で生まれる天使の約半数が熱の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が炎や大地などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。焦熱園ほど熱の力が強くないので、熱の天使が生まれる確立は低くなっている。
 焦熱園よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            氷霧海

氷霧海【ひょうむ-かい】
 天界、天元郷にある氷の制御システム。
 氷の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 空中に小さな氷の結晶がたくさん舞っている。そして凍った海が広がっている。流氷がたくさん浮いているところもある。建物は全て青い色をしている。どこにいても肌寒い。
 この氷霧海で生まれる天使の約半数が氷の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が水や闇などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。雪華原ほど氷の力が強くないので、氷の天使が生まれる確立は低くなっている。
 雪華原よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            地租谷

地租谷【ちそ-だに】
 天界、天元郷にある大地の制御システム。
 荒野の一角に高低差の激しい谷がたくさんある。谷間を流れているのは水ではなく大量の土砂。谷にはとんがった岩山がたくさんある。建物は全て茶色をしている。土砂が勢い良く谷の間を流れているため、土埃が舞っている。
 この地租谷で生まれる天使の約半数が大地の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が熱や光などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。普天海ほど大地の力が強くないので、大地の天使が生まれる確立は低くなっている。
 普天海よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            碧潭峡

碧潭峡【へきたん-きょう】
 天界、天元郷にある植物の制御システム。
 植物の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 高低差の緩い峡谷がたくさんある。そこに植物や木がところ狭しに生えている。谷間には碧がかった水が流れている。足場が非常に悪い。自然がとても豊か。いつでも花が咲き誇っている。建物は全て緑色をしている。
 この碧潭峡で生まれる天使の約半数が植物の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が水や空などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。緑樹園ほど植物の力が強くないので、植物の天使が生まれる確立は低くなっている。
 緑樹園よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            雷雲山

雷雲山【らいうん-ざん】
 天界、天元郷にある雷の制御システム。
 雷の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 所々で雷がバチバチと鳴っている山がある。山の上には黒い雲が蔽っている。雷をおびている植物などもたくさん生えている。雲から雷が所々に落ちている。建物は全て橙色をしている。終始雷鳴が鳴り響いており、バチバチと光が走ったりする。
 この雷雲山で生まれる天使の約半数が雷の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が炎や光などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。雷鳴海ほど雷の力が強くないので、雷の天使が生まれる確立は低くなっている。
 雷鳴海よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            風波庭

風波庭【ふうは-てい】
 天界、天元郷にある空の制御システム。
 空の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 背の低い木がたくさん生えている森がある。激しく吹き荒れる風が木をなびかせている。風は吹き止む事が無く、日々木を揺らし続けている。建物は全て緑色をしている。どこにいても風が吹いており、止む事はない。
 この風波庭で生まれる天使の約半数が空の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が植物や闇などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。疾風樹ほど空の力が強くないので、空の天使が生まれる確立は低くなっている。
 疾風樹よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            光華峡

光華峡【こうか-きょう】
 天界、天元郷にある光の制御システム。
 光の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 高低差の激しい峡谷がたくさんある。谷間を流れている水はうっすら金色に光っている。峡谷自体も夜になると淡い緑色に光る。水しぶきもキラキラと輝いている。キラキラと光り輝く植物がたくさん生えている。建物は全て金色に輝いている。夜になってもキラキラと眩しい光を放っている。
 この光華峡で生まれる天使の約半数が光の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が雷や大地などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。光輝谷ほど光の力が強くないので、光の天使が生まれる確立は低くなっている。
 光輝谷よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            夜雪樹

夜雪樹【やせつ-じゅ】
 天界、天元郷にある闇の制御システム。
 闇の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 真っ黒い植物や木が生えている森がある。黒い木は背が高く風になびいている。森の中には黒い色をした雪が降っている。建物は全て黒い色をしている。夜になると何も見えなくなる。
 この夜雪樹で生まれる天使の約半数が闇の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が氷や空などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。暗黒街ほど闇の力が強くないので、闇の天使が生まれる確立は低くなっている。
 暗黒街よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            恵愛海

恵愛海【けいあい-かい】
 天界、天元郷にある聖の制御システム。
 聖の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 キラキラと金色に光り輝く海がある。水は黄金色をしている。キラキラと光り輝く植物がたくさん生えている。建物は全て金色に輝いており、淡く明滅している。夜になってもキラキラと眩しく光り輝いている。
 この恵愛海で生まれる天使の約半数が聖の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が太陽や審判などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。光聖海ほど聖の力が強くないので、聖の天使が生まれる確立は低くなっている。
 光聖海よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            真魔殿

真魔殿【しんま-でん】
 天界、天元郷にある魔の制御システム。
 魔の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 黒い色をした植物がたくさん生い茂っている平原がある。地面も黒い色をしている。建物は全て黒い色をしている。夜になると何も見えなくなるほど黒一色。光を全く反射しない黒い建物である。全体的に暗い雰囲気をしている。
 この真魔殿で生まれる天使の約半数が魔の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が月や星などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。黄昏宮ほど魔の力が強くないので、魔の天使が生まれる確立は低くなっている。
 黄昏宮よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            誕辰鏡

誕辰鏡【たんしん-きょう】
 天界、天元郷にある生命の制御システム。
 生命の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 桃色の葉を持っている木が生えている森がある。みずみずしくいきいきとした植物が生い茂っている。うっすらと桃色に輝いている泉がある。建物は全て桃色をしている。水音が聞こえる自然豊かな庭園。
 この誕辰鏡で生まれる天使の約半数が生命の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が太陽や時などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。命明庭ほど生命の力が強くないので、生命の天使が生まれる確立は低くなっている。
 命明庭よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            冥佑館

冥佑館【めいゆう-かん】
 天界、天元郷にある精神の制御システム。
 紫色の雪が深深と降り続けている森がある。うっすらと紫色に光っている植物がたくさん生い茂っている。森に生えている木は紫色の葉を持っている。ゆらゆらと揺らめく、紫色をした泉がある。精神の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 建物は紫色をしていて、うっすらと淡い光を放っている。幻想的なイメージをかもし出しているところ。
 この冥佑館で生まれる天使の約半数が精神の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が月や空間などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。霊瑞殿ほど精神の力が強くないので、精神の天使が生まれる確立は低くなっている。
 霊瑞殿よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            清浄庭

清浄庭【せいじょう-てい】
 天界、天元郷にある審判の制御システム。
 審判の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 鋭く尖った金属が所々に生えている。物騒な刃物がたくさん生えている。刺々しく金属質な植物もたくさん生えている。どろりとした金属な様なもので出来た泉がある。建物は全て薄青緑色をしている。夜になるとかなり危険。
 この清浄庭で生まれる天使の約半数が審判の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が聖や時などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。断罪宮ほど審判の力が強くないので、審判の天使が生まれる確立は低くなっている。
 断罪宮よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            星雲谷

星雲谷【せいうん-だに】
 天界、天元郷にある星の制御システム。
 星の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 高低差の緩い谷がたくさんある。谷はゆっくりと淡く明滅を繰り返している。キラキラと光り、明滅する植物がたくさん生えている。その光りはけして強いものではない。キラキラと光り輝く川が谷間を流れている。建物は全て茶色をしている。その建物も同じように淡く明滅を繰り返している。
 この星雲谷で生まれる天使の約半数が星の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が魔や空間などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。星辰殿ほど星の力が強くないので、星の天使が生まれる確立は低くなっている。
 星辰殿よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            陽明堂

陽明堂【ようめい-どう】
 天界、天元郷にある太陽の制御システム。
 太陽の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 赤や橙に光り輝く植物がたくさん生えている森がある。キラキラと光り輝く金色の雪が深深と降っている。森の中には赤や橙に光り輝いている湖がある。建物は全て橙色をしている。その建物は赤や橙に光り輝いている。キラキラと光り輝いていて夜でも眩しい光を放っている。
 この陽明堂で生まれる天使の約半数が太陽の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が聖や生命などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。暁乃宮ほど太陽の力が強くないので、太陽の天使が生まれる確立は低くなっている。
 暁乃宮よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            月桂樹

月桂樹【げっけい-じゅ】
 天界、天元郷にある月の制御システム。
 月の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 三日月の形をして、淡く金色に光り輝く葉を持つ木がたくさん生えている森がある。淡く金色に光り輝く植物もたくさん生えている。その光りはけして強いものではない。建物もうっすらと金色に光っている。夜になると月のような淡い光が幻想的なイメージをかもし出している。
 この月桂樹で生まれる天使の約半数が月の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が魔や精神などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。月影島ほど月の力が強くないので、月の天使が生まれる確立は低くなっている。
 月影島よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            刻限堂

刻限堂【こくげん-どう】
 天界、天元郷にある時の制御システム。
 時の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 時計の針のような長い針が所々から生えている。時計の針のような長い針の形をした枝をしている木の生えている森がある。建物にも時計がたくさんついているが、時刻はあっていない。建物は全て限り無く黒に近い紫青色をしている。どこからともなくカチカチという音が響いてくる。この音はけして止むこと無く鳴り続けている。
 この刻限堂で生まれる天使の約半数が時の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が生命や審判などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。時架館ほど時の力が強くないので、時の天使が生まれる確立は低くなっている。
 時架館よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


            空虚庭

空虚庭【くうきょ-てい】
 天界、天元郷にある空間の制御システム。
 空間の力を持った制御システムで、中枢制御システムと繋がっている。
 何も無い、だだっ広い平原が広がっている。建物の他には何もない。草木も生えていない。建物は全て濃紫色をしている。建物は濃紫から黒にゆっくりと明滅している。
 この空虚庭で生まれる天使の約半数が空間の力を持って生まれる。そしてさらにその半数が精神や星などの力を持って生まれる。残りの天使は他の力を持って生まれる。虚無堂ほど空間の力が強くないので、空間の天使が生まれる確立は低くなっている。
 虚無堂よりも居住スペースが広いので生誕する天使の数は多い。


   監視世界アービトレイア   魔界、冥界、霊界、幽界、死界、深淵界のあるディヴァイアの外にある世界
      魔界   魔皇族や魔物の暮らしている世界
         魔界

魔界【ま-かい】
 封鎖世界アービトレイアと総称される世界の一つ。
 冥界とは門[ゲート]で繋がっているので、それなりに行き来できる。
 魔皇族だけが暮らしている世界。亜人は暮らす事が出来ない。
 冥界よりも狭い。
 無間都市カルセオラリアに魔王の住まう無窮魔殿カルセオラリアが存在する。
 ここで暮らしているのは魔皇族だけだが、よく揉め事が起こる。
 この魔界を治めているのは憤怒[イラ]のベリアル。


      冥界   魔皇族と様々な亜人の暮らしている世界
         冥界

冥界【めい-かい
 封鎖世界アービトレイアと総称される世界の一つ。
 昔は冥界の門で現世界と繋がっていて自由に行き来出来たが、現在はその門は封印され、現世界に行くことは出来なくなっている。
 魔皇族と様々な亜人の暮らしている世界。門[ゲート]を閉じたために戻って来れなくなった亜人が多くいた為、今現在では昔より亜人の数が少なくなっている。
 あまり広い世界ではないが、魔皇族達にとっては重要な拠点。何故なら、冥界は神界と天界を除く全ての世界と繋がっているからだ。現在は現世界とは繋がっていないのでそれは省かれる。
 寂滅都市アスフォデルに冥王の住まう無窮魔殿アスフォデルが存在する。
 冥王の人徳なのか、力の所為なのかはわからないが、ほとんど揉め事は起きない。
 この冥界を治めているのは色欲[ルクスリア]のアスモデウス。


      霊界   人間が死後に来る世界
         霊界

霊界【れい-かい】
 封鎖世界アービトレイアと総称される世界の一つ。
 冥界とは門[ゲート]で繋がっているので、それなりに行き来できる。
 それとは別に霊界とも門[ゲート]で繋がっているが、これは魂しかが通過する事が出来ない。
 人間が死後に来る世界。ただし、何の罪も犯していないものに限る。罪を犯したものは全て死界に送られる。
 霊界は現世界と繋がっていないので、幽界を通ってから霊界へ行く事になっている。
 邪慳都市パフィオペディルムに霊王の住まう無窮魔殿パフィオペディルムが存在する。
 ここで暮らしている魔皇族達も使命に忠実に働いているし、ここに来るのは魂だけなので揉め事は起きない。
 毎日毎日、魂が運ばれてくるので仕事量は他の世界管理者達よりも多いが、幽界ほどではない。
 この霊界を治めているのは嫉妬[インウィディア]のベヒモス。


      幽界   人間以外の種族が死後に来る世界
         幽界

幽界【ゆう-かい】
 封鎖世界アービトレイアと総称される世界の一つ。
 冥界とは門[ゲート]で繋がっているので、それなりに行き来できる。
 それとは別に現世界と霊界も門[ゲート]で繋がっているが、これは魂しかが通過する事が出来ない。
 人間以外の種族が死後に来る世界。ただし、何の罪も犯していないものに限る。罪を犯したものは全て死界に送られる。
 だが、人間の魂が行く霊界と現世界は繋がっていないので、人間の魂もここを通ってから霊界へ行く事になっている。現世界以外で魔皇族や亜人などが死んだ場合は冥界を通ってここに来る事になっている。但し、神族や天使などは此処に来たりはしない。
 寂寞都市サラセニアに幽王の住まう無窮魔殿サラセニアが存在する。
 ここで暮らしている魔皇族達も使命に忠実に働いているし、ここに来るのは魂だけなので揉め事は起きない。
 毎日毎日たくさんの魂が運ばれてくるので仕事量は他の世界管理者達よりも多い。
 この幽界を治めているのは強欲[アワリティア]のレヴィアタン。


      死界   罪を犯した罪人が死後に来る世界
         死界

死界【し-かい】
 封鎖世界アービトレイアと総称される世界の一つ。
 冥界とは門[ゲート]で繋がっているので、それなりに行き来できる。
 それとは別に現世界と深淵も門[ゲート]で繋がっているが、これは魂しかが通過する事が出来ない。
 罪を犯した全ての種族が死後に来る世界。
 だが、魔族や魔物、堕神や堕天使達の魂が行く深淵と現世界は繋がっていないので、それらの魂もここを通ってから深淵へ行く事になっている。
 寂然都市クラウンヴェッチに死王の住まう無窮魔殿クラウンヴェッチが存在する。
 ここで暮らしている魔皇族達も使命に忠実に働いているので、彼等は揉め事を起さない。だが、犯罪者の魂が集う場所なので、彼等が揉め事を起す事は多い。
 いわゆる地獄というべき場所。罪を洗い流す為に日々苦行に励まなければならない。
 毎日毎日たくさんの魂が運ばれてくるので仕事量は他の世界管理者達よりも多い。
 この死界を治めているのは傲慢[スペルビア]のアシリエル。


      深淵   魔族や魔物、堕神や堕天使達を隔離している世界
         深淵

深淵【しんえん】
 封鎖世界アービトレイアと総称される世界の一つ。
 冥界とは門[ゲート]で繋がっているので、それなりに行き来できる。
 ここでは危険な思想に染まった魔族や魔物、堕神や堕天使達を隔離している。 絶望を振り撒く彼等は魂の浄化が出来ない為、ここで永久に隔離される。
 深淵は現世界と繋がっていないので、死界を通ってから深淵へ行く事になっている。
 ここは魂だけでなく、生きている魔族や魔物、堕神や堕天使もいる。
 断獄都市ディモルフォセカに淵王の住まう無窮魔殿ディモルフォセカが存在する。
 ここは全ての世界で最も危険な世界である為、ここで働く為にはそれ相応の力が必要となる。
 魔族や魔物、堕神や堕天使がいるので揉め事は日常的。
 仕事量が多いというわけではないが、犯罪者などよりも余程性質の悪い者達を隔離していなければならないのでわりと大変。
 この深淵を治めているのは暴食[グラ]のバール=ゼブル。


武器     創世紀に出てきた武器
   創世の源術書アル=アジフ

創世の源術書アル=アジフ
【そうせい-の-げんじゅつしょ-アル=アジフ】
 クラウス=クルーグハルトが契約している古代精神感応具[アルト=ゼーレ=レゾナンツ]。
 陰属性の書物。
 全体的に高い能力を持っているが、一番得意な属性は精神と月。
 わりと饒舌。書物なので深い知識を備えており、いろいろなことを話す。
 とても気難しい性格をしているが、信頼している相手には心を開くのでそうとは感じられなかったりする。
 クラウスの事は信頼している。
 偶に助言をしたりする。
 蒼き珠の聖杖レヴァンテインのおかげで出番が少ない。


   蒼き珠の聖杖レヴァンテイン

蒼き珠の聖杖レヴァンテイン
【あおき-たま-の-せいじょう-レヴァンテイン】
 クラウス=クルーグハルトが契約している古代精神感応具[アルト=ゼーレ=レゾナンツ]。
 陽属性の杖。
 全体的に高い能力を持っているが、一番得意な属性は太陽と聖。
 話すことが出来るが、無口なのであまり喋らない。
 とても気難しい性格をしている。
 クラウスの事は信頼しているので、どんなことでもしてくれる。
 クラウスはこの杖に浮遊の術をかけて飛んだりする。
 荷物を浮かせたりするのにも利用している。


道具     創世紀に出てきた道具
   羊皮紙

羊皮紙【ようひ-し】
 その名の通り羊の皮で作られた紙。
 羊の皮をきれいな冷水で洗い、軽く腐敗させて毛を落とす。
 石灰水に漬けてさらに無駄な部分を除去し、毛と肉をそぎおとす。
 冷水につけて石灰水を除去し、表面をなめしつつ乾燥させて製造する。


   魔法道具

魔法道具【まほう-どうぐ】
 精霊術や紋章術が掛けられた特殊な道具。
 製作者の実力により、長期的に使えるものになるか、単発・複数回使えるものになるのか決まる。
 質の良いものは非常に高価。
 クラウスが自作したものは長期的に使えるものであり、売ればかなりの値がつく。


   IDカード

IDカード【アイディー−カード】
 国民全てが持っている身分証明書。
 これがないと何も出来ない。
 個人情報が詰め込まれている。
 これには多種多様な使用法がある。
 買い物をしたり、鍵を掛けたり開けたり、主要十一ヶ国の翻訳もしてくれる。
 これが無いと街から出ることはおろかはいることも出来ないし就職することも出来ない。
 とても大事なもの。
 再発行にも応じてくれるが、非常に面倒な審査が必要。


   アナライズ=ターミナル

解析用端末機(アナライズ=ターミナル)〈analysis=terminal〉
 両手におさまる程度の小さな小型電子手帳。
 これは解析に特化したヴァージョンなので、その他の機能はないに等しい。
 記録領域はわりと広い。


   翻訳機

翻訳機【ほんやく-き】
 IDカードに付いているものよりも高性能。
 商売をしている者達には必需品。
 国によって大きさや形、値段、性能が違う。
 今のところ最も高性能なのは神州国アスガルドの翻訳機。
 人気があるのも神州国アスガルドのもの。
 アクセサリー感覚で身に付けられるところが人気の秘密。


   ナビゲーション

自動案内機(ナビゲーション)〈navigation〉
 地図を搭載した小型の手帳。
 現在地と目的地を設定すれば目的地までの道のりがパッと出る優れもの。
 設定には主に住所を入力する。
 これ一つあれば普通の人は迷わない。


   アルト=ゼーレ=レゾナンツ

古代精神感応具(アルト=ゼーレ=レゾナンツ)〈alt=seele=resonanz〉
 武器に精霊のような魂が宿り、意思を持つに至ったモノの総称。
 力が強ければ強いほど、気難しく、扱いが困難になる。
 基本的に主は自らが選ぶ。故に、武器に気に入られないと力を貸してもらうことが出来ない。
 意思があるので当然話すことが出来るが、性格も様々なので、お喋りもいれば無口もいたりする。
 そう簡単に主と認めたりはしないが、一度認めた主に対してはその主が死ぬまで付き従う。
 陽属性と陰属性のものがある。


   アブディヒトゥング=シュピーゲル

封鎖神魔鏡(アブディヒトゥング=シュピーゲル)〈Abdichtung=spiegel〉
 フェナカイト=レッドベリル=ラーフィスの持ち物であったとされている鏡。
 使用者の能力を封印してしまう力があるという。
 謎に包まれた六創神の持ち物であるため、不確定要素が強い。
 何故か、天界・水蓮鏡の聖蒼殿に安置されていた。
 通称、封印鏡。
 使用すると一時的に透明になり、周囲から完全に力を隠してしまうので、どこにあるのかわからなくなる。徐々に直っていくが、その途中は半透明状態。ある程度の時間が経たなければ強い力を持っている鏡であるということに気付けない。


   コル=ケリード

精神抑制結界具(コル=ケリード)〈kol=querido〉
 精神力を封印するために作られた腕輪。
 主に高い精神力を持つ魔皇族が自身の力を押さえ込むために身につける。
 材料は硬黒鋼[シュヴァルツ=シュヴェーア]という金属で作られている。
 グリンフィールが使用している。右手に一つ、左手に二つ、計三つつけている。
 真っ黒い色をしており、小さい割りに結構重い。


   シュヴァルツ=シュヴェーア

硬黒鋼(シュヴァルツ=シュヴェーア)〈schwarz=schwer〉
 監視世界アービトレイアで産出する鉱物から作られた真っ黒い金属。
 監視世界アービトレイアで最も硬く、最も重い金属。
 紋章術の力を打ち消す作用があり、防具に使用されたりする。
 だが、勿論物凄く重い。
 見た目も黒いので余計重く感じる。


歴史     創世紀の歴史
   創世暦5325900年

創世暦5325900年
◆星の月19日
 幽界・闇寂国コラプスコンティネンス・寂寞都市サラセニアで、レヴィアタン生誕する。


   創世暦5360331年

創世暦5360331年
◆音の月11日
 魔界・邪宗国ヘレスリィコンティネンス・無間都市カルセオラリアで、グラキエース生誕する。


   創世暦5513082年

創世暦5513082年
◆銀の月9日
 冥界・暗影国ルインコンティネンス・寂滅都市アスフォデルで、グリンフィール生誕する。


   創世暦5523778年

創世暦5523778年
◆星の月3日
 冥界・暗影国ルインコンティネンス・寂滅都市アスフォデルで、アスモデウス生誕する。


   創世暦5524332年

創世暦5524332年
◆薫の月17日
 死界・断滅国コンヴィクトコンティネンス・寂然都市クラウンヴェッチで、アシリエル生誕する。


   創世暦5541578年

創世暦5541578年
◆幻の月29日
 深淵界・深廷国アビスコンティネンス・断獄都市ディモルフォセカで、バール=ゼブル生誕する。


   創世暦5587130年

創世暦5587130年
◆水の月20日
 神界・青ノ苑・水の国・聖泉都で、水神海水(みなかみ-かいな)生誕する。


   創世暦5618358年

創世暦5618358年
◆魂の月3日
 魔界・邪宗国ヘレスリィコンティネンス・無間都市カルセオラリアで、グレシネーク生誕する。


   創世暦5692380年

創世暦5692380年
◆音の月11日
 冥界の魔王ノーンハスヤ=マリード=ストレリチアが冥界と現世界を繋いでいる門[ゲート]を封鎖する。


   創生暦1年

創生暦1年
◆音の月26日
 冥界の門が封鎖されたことにより年号が創世暦から創生暦に変更される。


   創生暦45878年

創生暦45878年
◆幻の月1日
 天界・白亜郷・水蓮鏡で、水蓮瀞亜(ゆれん-せあ)生誕する。


   創生暦104707年

創生暦104707年
◆金の月6日
 霊界・滅霊国ディスペアーコンティネンス・邪慳都市パフィオペディルムで、ベヒモス生誕する。


   創生暦115465年

創生暦115465年
◆熱の月29日
 魔界・邪宗国ヘレスリィコンティネンス・無間都市カルセオラリアで、ベリアル生誕する。


   創生暦139693年

創生暦139693年
◆魔の月22日
 天界・白亜郷・黄昏宮で、黄昏慧婁(ここん-える)生誕する。


   創生暦143574年

創生暦143574年
◆聖の月7月
 天界・桃源郷・聖恩殿で、鴉瑠杜禧瑳(あると-きさ)生誕する。


   創生暦147988年

創生暦147988年
◆時の月3日
 天界・桃源郷・逢魔海で、逢魔彌津唏(ほうま-みづき)生誕する。


   創生暦151900年

創生暦151900年
◆命の月9日
 天界・白亜郷・命明庭で、命明悠莉(みあか-ゆうり)生誕する。


   創生暦160289年

創生暦160289年
◆陽の月30日
 現世界・大樹国ユグドラシル・原初の森アルトヴァルトで、ラス=フリューゲル生誕する。


   創生暦163177年

創生暦163177年
◆熱の月26日
 天界・白亜郷・炎烈谷で、巌笑凰史(げんしょう-おうし)生誕する。


   創生暦164239年

創生暦164239年
◆銀の月13日
 現世界・神教国ラインヴァン・蒼生神殿ラインヴァンで、フロスト生誕する。


   創生暦166046年

創生暦166046年
◆陽の月1日
 天界・天元郷・陽明堂で、稀憂聖霞(きう-せいか)生誕する。


   創生暦167054年

創生暦167054年
◆風の月16日
 天界・天元郷・風波庭で、靫梛風刺(しゃな-ふうし)生誕する。


   創生暦167960年

創生暦167960年
◆風の月24日
 現世界・大樹国ユグドラシル・樹海の村ヴァイスザーゲンで、ラーディエンス=ウル=カーナ生誕する。


   創生暦168395年

創生暦168395年
◆雷の月10日
 現世界・緑樹国アルファヘイム・精霊の村クロウクで、ジェイド=ヘリオドール生誕する。


   創生暦168928年

創生暦168928年
◆音の月4日
 天界・桃源郷・水鏡都で、レイシェル生誕する。


   創生暦169027年

創生暦169027年
◆水の月15日
 現世界・緑樹国アルファヘイム・史翼の村テンプルムで、カイン=ファーレンホルスト生誕する。


   創生暦169186年

創生暦169186年
◆力の月29日
 現世界・緑樹国アルファヘイム・史翼の村テンプルムで、アベル=ファーレンホルスト生誕する。


   創生暦169246年

創生暦169246年
◆闇の月2日
 天界・清雅郷・月夜殿で、漱寿破希(そうじゅ-はき)生誕する。


   創生暦169320年

創生暦169320年
◆命の月7日
 現世界・緑樹国アルファヘイム・漆黒の村ガイリアで、エドウィン=ルザ=イーゼル生誕する。


   創生暦169348年

創生暦169348年
◆銀の月1日
 現世界・緑樹国アルファヘイム・漆黒の村ガイリアで、ロキ=スクリミール生誕する。


   創生暦169395年

創生暦169395年
◆空の月17日
 現世界・大樹国ユグドラシル・空風の村ルフトヴィントで、ラルフ=アルヴェーン生誕する。


   創生暦169403年

創生暦169403年
◆魂の月25日
 現世界・緑樹国アルファヘイム・魔導の村セインウィザーディアで、クラウス=クルーグハルト生誕する。
◆魔の月2日
 現世界・緑樹国アルファヘイム・魔導の村セインウィザーディアで、アウグスト=ライヒェンバッハ生誕する。


   創生暦169411年

創生暦169411年
◆光の月7日
 現世界・大樹国ユグドラシル・空風の村ルフトヴィントで、リュシアン=アルヴェーン生誕する。


   創生暦169422年

創生暦169422年
◆熱の月11日
 現世界・神州国アスガルド・水上都市グラッズヘイムで、ルーファス=レイ=ラドクリフ生誕する。


   創生暦169445年

創生暦169445年
◆魂の月25日
 クラウスの誕生パーティー。

◆魂の月27日
 クラウス、旅に出発する。
 クラウス、神州国アスガルド・交易都市セレスエラから法治国ミズガルド・交易の町イリークへ高速船で向かう。

◆魂の月30日
 クラウス、法治国ミズガルド・交易の町イリークに到着。
 

◆風の月1日
 クラウス、法治国ミズガルド・交易の町イリークから氷麗国ニフルヘイム・氷晶都市カーティスへ定期船で向かう。

◆風の月8日
 クラウス、氷麗国ニフルヘイム・氷晶都市カーティスに到着。
 クラウス、氷麗国ニフルヘイム・極寒の村テラスに到着。
 フェネシス、旅に出る。

◆風の月9日
 天界・水蓮鏡が魔族や魔物の襲撃を受ける。
 護衛天使、鴉瑠杜禧瑳――殉職。
 クラウス、氷麗国ニフルヘイム・迷いの森スノーラビリンスで迷う。
 クラウス、氷麗国ニフルヘイム・迷いの森スノーラビリンスで少年を拾う。

◆風の月10日
 クラウス、氷麗国ニフルヘイム・古代遺跡サルヴィスに行く。

◆風の月11日
 クラウス、クリストと共に氷麗国ニフルヘイム・極寒の村テラスに戻る。

◆風の月12日
 クラウス、クリストと共に氷麗国ニフルヘイム・氷晶都市カーティスに到着。

◆風の月13日
 クラウス、クリストと共に氷麗国ニフルヘイム・氷晶都市カーティスから法治国ミズガルド・交易の町イリークへ定期船で向かう。

◆風の月20日
 クラウス、クリストと共に法治国ミズガルド・交易の町イリークから神州国アスガルド・交易都市セレスエラへ高速船で向かう。

◆風の月23日
 クラウス、クリストと共に神州国アスガルド・水上都市グラッズヘイムに到着。

◆風の月24日
 クリスト、救護課で精密検査を受ける。

◆風の月27日
 クリストの記憶喪失の原因が、逆行性健忘症と判明する。

◆魔の月2日
 法治国ミズガルド・南部平原ニザヴェリルに浮遊島が落下する。
 クラウス、クリスト・ルーファスと共に浮遊島調査に出かける。
 クラウス、第一級紋章戦闘艦ミストルテインで法治国ミズガルド・交易の街ヤリエスに向かう。
 フェネシス、

◆魔の月3日
 フェネシス、法治国ミズガルド・南部平原ニザヴェリルに浮遊島が落下した事を知る。

◆魔の月4日
 瀞亜、神々に現状報告を行う。
 邪教国スリュムヘイム・暗黒遺跡-ゲイルヴィムルに住む魔皇族に天界から連絡が入る。
 グリンフィールら、冥界・暗影国ルインコンティネンス・無窮魔殿アスフォデルの冥王アスモデウスに連絡を入れる。
 アスモデウス、魔王たちを召喚。

◆魔の月11日
 第一級紋章戦闘艦ミストルテイン、海魔と戦闘。

◆闇の月14日
 第一級紋章戦闘艦ミストルテイン、法治国ミズガルド・交易の街ヤリエスに到着。

◆闇の月20日
 フェネシス、技術国ヨトゥンヘイム・海洋都市ノーアトゥーンから法治国ミズガルド・交易の街ヤリエスに定期船で向かう。


   創生暦169446年

創生暦169446年
◆陽の月21日
 クラウス、法治国ミズガルド・静寂の村ロートクに到着する。

◆陽の月22日
 クラウス、浮遊島の調査に向かう。

◆陽の月24日
 クラウス、法治国ミズガルド・豊饒の町クルーゼルへ向かう途中魔族と遭遇する。

◆炎の月10日
 フェネシス、法治国ミズガルド・交易の街コルネシカに到着する。
 フェネシス、法治国ミズガルド・熱砂海岸ジャーマで、ジェイド・ラーディエンスと出会う。

◆時の月15日
 ルーファス、クリストと共に神州国アスガルド・水上都市グラッズヘイムに戻る。

◆音の月8日
 アスモデウス、邪教国スリュムヘイム・暗黒遺跡-ゲイルヴィムルに到着する。
 アスモデウス、グリンフィールの案内のもと、法治国ミズガルド・南部平原ニザヴェリルに行く。
 アスモデウス、フェネシスと出会う。
 アスモデウス、水蓮鏡の調査をする。
 アスモデウス、神州国アスガルド・水上都市グラッズヘイムに向かう。

◆音の月9日
 アスモデウス、神州国アスガルド・水上宮殿グラッズヘイムにて鏡を受け取る。
 クラウス、意識を取り戻す。
 クリストの記憶が戻る。
 クラウス、天界に行く。
 クラウス、瀞亜に守護の剣[シュッツ=シュヴェーアト]をもらう。
 クラウス、執行部・執行吏を辞職する。

◆音の月10日
 ロキ、執行部・執行吏に復帰する。

◆音の月16日
 アスモデウス、調停世界イセリアル・狭界・伏魔殿へ向かう。


その他    創世紀に出てくる用語など
   爵位     術師になる為に必要不可欠な免許
      爵位

爵位【しゃく-い】
 位は上から順に、公爵級[デューク]、侯爵級[マーカス]、伯爵級[アール]、 子爵級[ヴィスカウント]、男爵級[バロン]。
 上位爵位になればなるほど優遇され権力を持つようになる。
 術師になる為に必要不可欠な免許。
 術士が術師になる為に試験を受けて取得する。
 犯罪を犯している者は取得できず、犯罪を犯すと剥奪される。


      デューク

公爵(デューク)級〈duke〉
 術師の強さを示す免許。
 爵位の第一位に属しており、術師の最高位。
 非常に難しい試験と世界の貢献力を認められた者が授かることの出来る免許。 この免許を所有しているものは世界で最も信頼されているということになる。世界でも、各分野ごとに数人しか持っていない。
 この免許を持っていると、全ての都市や街の門[ゲート]を面倒な手続きをすることなく通ることが出来る。そして、多少の無理も押し通す事もできる。概ね、何処でも優遇される。就職率は百パーセントで、一生生活に困ることは無いとされる。


      マーカス

侯爵級(マーカス)〈marquis〉
 術師の強さを示す免許。
 爵位の第二位に属しいる。
 難しい試験と世界の貢献力を認められた者が授かることの出来る免許。この免許を所有しているものは世界で信頼されているということになる。世界でも、各分野ごとに数十人しか持っていない。
 この免許を持っていると、全ての都市や街の門[ゲート]を面倒な手続きをすることなく通ることが出来る。


      アール

伯爵級(アール)〈earl〉
 術師の強さを示す免許。
 爵位の第三位に属しいる。
 難しい試験と世界の貢献力を認められた者が授かることの出来る免許。この免許を所有しているものは世界で信頼されているということになる。世界でも、各分野ごとに数十百人しか持っていない。
 この免許を持っていると、街の門[ゲート]を面倒な手続きをすることなく通ることが出来、都市も簡単な手続きで入ることが出来る。


      ヴィスカウント

子爵級(ヴィスカウント)〈viscount〉
 術師の強さを示す免許。
 爵位の第四位に属しいる。
 試験に合格した者が授かることの出来る免許。世界でも、各分野ごとに数十万人は持っているとされる。 この免許を持っていると、一部の街の門[ゲート]を面倒な手続きをすることなく通ることができ、都市も簡単な手続きで入ることが出来る。


      バロン

男爵級(バロン)〈baron〉
 術師の強さを示す免許。
 爵位の第五位に属しいる。術師の最下位。
 試験に合格した者が授かることの出来る免許。世界でたくさんの人が持っている。この免許を持っていると、都市や街を簡単な手続きで入ることが出来る。


   九大侯爵   実力のある者に与えられる称号
      アシーディア

怠惰(アシーディア)〈acedia〉
 九大侯爵の一つ。
 魔皇族の中でも最高位のマリードクラスの中でも特に実力のある者に与えられる称号。
 大抵、魔王やその側近に与えられる。
 その名の通り、やる気のない者に与えられる称号。

 現在、現世の魔王グラキエースがこの称号を与えられている。


      ウェイングローリー

虚飾(ウェイングローリー)〈vainglory〉
 九大侯爵の一つ。
 魔皇族の中でも最高位のマリードクラスの中でも特に実力のある者に与えられる称号。
 大抵、魔王やその側近に与えられる。
 その名の通り、外見を飾り立てる者、要領の良い者、外面の良い者などに与えられる称号。

 現在、保安警務課主任及び現世の魔王側近・将軍グリンフィールがこの称号を与えられている。


      グラ

暴食(グラ)〈gula〉
 九大侯爵の一つ。
 魔皇族の中でも最高位のマリードクラスの中でも特に実力のある者に与えられる称号。
 大抵、魔王やその側近に与えられる。
 その名の通り、良く食べ、胃袋がブラックホールのような者に与えられる称号。

 現在、深淵の魔王バール=ゼブルがこの称号を与えられている。


      イラ

憤怒(イラ)〈ira〉
 九大侯爵の一つ。
 魔皇族の中でも最高位のマリードクラスの中でも特に実力のある者に与えられる称号。
 大抵、魔王やその側近に与えられる。
 その名の通り、怒りっぽい者に与えられる称号。

 現在、魔界の魔王ベリアルがこの称号を与えられている。


      サドネス

憂鬱(サドネス)〈sadness〉
 九大侯爵の一つ。
 魔皇族の中でも最高位のマリードクラスの中でも特に実力のある者に与えられる称号。
 大抵、魔王やその側近に与えられる。
 その名の通り、気持ちの沈みやすい者や不幸属性な者などに与えられる称号。

 現在、環境保全課主任及び現世の魔王側近・宰相グレシネークがこの称号を与えられている。


      スペルビア

傲慢(スペルビア)〈superbia〉
 九大侯爵の一つ。
 魔皇族の中でも最高位のマリードクラスの中でも特に実力のある者に与えられる称号。
 大抵、魔王やその側近に与えられる。
 その名の通り、おごり高ぶって尊大にふるまう者、真面目な者などに与えられる称号。

 現在、死界の魔王アシリエルがこの称号を与えられている。


      アワリティア

強欲(アワリティア)〈avaritia〉
 九大侯爵の一つ。
 魔皇族の中でも最高位のマリードクラスの中でも特に実力のある者に与えられる称号。
 大抵、魔王やその側近に与えられる。
 その名の通り、いろいろな物やいろいろな事柄に対して貪欲な者に与えられる称号。

 現在、幽界の魔王レヴィアタンがこの称号を与えられている。


      ルクスリア

色欲(ルクスリア)〈luxuria〉
 九大侯爵の一つ。
 魔皇族の中でも最高位のマリードクラスの中でも特に実力のある者に与えられる称号。
 大抵、魔王やその側近に与えられる。
 その名の通り、性的な欲望が強い者、色香が強い者などに与えられる称号。

 現在、冥界の魔王アスモデウスがこの称号を与えられている。


      インウィディア

嫉妬(インウィディア)〈invidia〉
 九大侯爵の一つ。
 魔皇族の中でも最高位のマリードクラスの中でも特に実力のある者に与えられる称号。
 大抵、魔王やその側近に与えられる。
 その名の通り、人を羨んだり、妬んだりする者に与えられる称号。

 現在、霊界の魔王ベヒモスがこの称号を与えられている。


   階級天使   階級天使の全十四クラス
      セラフィム

熾天使(セラフィム)〈seraphim〉
 階級天使の最上位。
 勢いよく、止まることなく、激しく、神の意志を全うする者。
 十天使に従い日々の業務を行う。
 他の階級天使たちに指示を出したり書類整理をしたりしている。
 十天使の補佐的役割が多い。
 特に決められた仕事はなく、臨機応変に業務をこなす。
 守護天使や護衛天使へ指示を出したり、十天使の意思を伝えたりする。


      ケルビム

智天使(ケルビム)〈cherubim〉
 階級天使の第二位。
 知識と叡智を司る者。
 書架の管理や資料の整理など、文献にかかわる仕事をしている。
 重要な情報などのやり取りを行うのもこの階級。
 熾天使[セラフィム]の指示を受け、資料を探したり作成したりする。
 わりと地味な仕事が多い。
 知識に関する仕事を主に行う。


   魔王     世界管理者のトップ七大魔王
      現王

現王【げんおう】
 現世の魔王の略。
 現世界にいる魔皇族をまとめる王で、七大魔王の一人。
 世界管理者という仕事をしており、現世界でのトップ。
 本来、現世界にいる魔皇族に指示を出し統率する役目を持つが、現世界にいる魔皇族の数が少ないため、あまりその役目を果たしていない。
 魔族や魔物を駆除したり、自然を保護したり、天界や神界と連絡を取り合ったりする。
 しかし、現在の魔王のやる気が全くないためにその全ての業務は部下が行っている。

 現在の現世の魔王はグラキエース。
 部下に保安警務課主任及び現世の魔王側近・将軍グリンフィールと環境保全課主任及び現世の魔王側近・宰相グレシネークがいる。


   リトグラフ

古代石版(リトグラフ)〈lithograph〉
 創世暦と呼ばれていた時代に作られたとされている石版。
 文字が彫ってあり、結構な大きさがあるため持ち運びは出来ない。
 今使われている文字ではないので翻訳機は効かない。
 学者でもなければ全く読めない代物。
 いろいろな事が記されている歴史の標。


   トランスポーター

空間転送機(トランスポーター)〈transporter〉
 神州国アスガルトのみで設置されている空間を移動する為の装置。
 主に水上宮殿グラッズヘイムに行くためのもの。
 紋章術と科学を融合させたものでかなり緻密で繊細な技術で作られている。
 今のところ決められた場所以外には行けない。
 設計者はクラウス=クルーグハルト。


   ゲート

(ゲート)〈gate〉
 町や都市に入るために必ず通る所。
 町や都市には不侵者や犯罪者などが入れないようにあるもの。
 ここで入関手続きをしないと町や都市には入れない。
 IDカードがあり、普通に生活してさえいればそんなに時間もかからず手続きは終了し、中に入れる。
 小さな村にはなかったりする。


   神魔言語

神魔言語【しんま-げんご】
 聖族、天翔族、天翼族[アウィス]と各種竜族、それから魔皇族などが使用して いる古い言語。
 今じゃあまり使用している種族はいない。


   バンダル

海港(バンダル)〈bandaar〉
 要するにただの港。
 海に面している街にはたいていある。
 行き先別に番号がついていたりする。


   ポート

(ポート)〈port〉
 海港[バンダル]の中にある、船の発着所。
 それぞれ番号がついている。
 大体一つの海港[バンダル]に十個くらいある。


   定期船

定期船【ていき-せん】
 大陸と大陸とを繋ぐ航路を行く船。
 どんなに小さな大陸でも、島でもかならずこの定期船がある。
 高速船と違ってかなり遅い。
 物資を運んだりする貨物室の割合が大きい。


   高速船

高速船【こうそく-せん】
 定期船よりも早く移動する船。
 他の大陸に早く行きたければこれに乗るのが定番。
 これより早い船は普及していない。


   リトス

リトス〈ritos〉
 イストリア大陸で使われている通貨。
 表には鳳凰の姿が、裏には竜の姿が掘り込まれている。
 イストリア大陸で使われている通貨はこれ一つなので、数字が彫ってあったりはしない。
 素材はイストリア大陸で入手しやすい蒼銀[ブラオ=ズィルバー]を使って作られている。
 色は蒼く輝いている。
 一リトスは約百円。


   オートシップ

自動操作小型船(オートシップ)〈autoship〉
 小型の自動操作船で、スイッチ一つで一定速度で動く。
 ハンドルをきるだけなのでアスガルドでは手軽な移動手段の一つ。
 小型で性能もそんなに良いわけではないので、乗り心地はかなり悪い。
 でも、免許がなくても乗れる。
 一人用から四人用まである。
 小さいのがウリなので、大人数が乗れるものはない。


   レイルロードフェリー

連絡艇(レイルロードフェリー)〈rail-road-ferry〉
 自動操作小型船[オートシップ]を一回り大きくしたもので、性能も自動操作小 型船[オートシップ]よりも格段に良い。
 この船は免許がなくては運転出来ないが、自動操作小型船[オートシップ]よりも格段に早い。
 小さいので狭い川や水路を通ることは出来るが水深の浅い場所は通ることが出来ない。
 人の運搬用に作られてはいないので、乗り心地は良くない。
 十人乗るのがやっと。


   第一級紋章戦闘艦ミストルテイン

第一級紋章戦闘艦ミストルテイン
【だいいっきゅう-もんしょう-せんとうかん-ミストルテイン】
 神州国アスガルドの執行部が保有している戦闘艦。
 クラウスの作った紋章科学を元に造られている。
 今現在、アスガルドで最も性能の良い戦闘艦。
 主な使用目的は海に出る魔物の退治。
 紋章術による攻撃を目的として造られた艦なので物理的な攻撃を与える装備は備えていない。
 乗組員の精神力を動力として起動するので、精神力の高い種族でなければ扱えない。
 性能がかなり良いのでほとんど揺れず、足も速い。
 この艦の設計を行い、建造を指揮したのは紋章科学の第一人者、クラウス=クルーグハルトである。


   ウェール

ウェール〈ver〉
 長さの単位。
 一ウェールは約十三メートル。
 どこの国でも使用されている共通の単位。
 かなり長い距離なので、使用しているのは海軍など、船を扱い長い距離を使用する場所ぐらいである。