
偶には休みが欲しいと本気で思う。
毎日毎日
食事以外で接点がないのは
そしてその忙しい合間に死神の仕事もこなさなくてはならない。
多忙を極める。
これで倒れないのはひとえに神という種族のおかげだろう。
でなければ今頃過労死だ。
丈夫であることが救いとみるべきか、不運であったと嘆くべきかはわからない。
それにこの識者の館は狭い上に人口密度も低いくせに三人もSSSランクの偉い神がいる。
気は全く休まらない。
休まる筈がない。
何せ、この神界に四人しかいないと言われているSSSランクの神が三人。
他にはあと一人しかいない。
稀に
あんな口のきき方、
実際会ったことは一度もないが、とても真面目で仕事熱心らしい。
「
「何?」
「偶には休みたいんだが?」
「休み〜?」
ものすっごく嫌そうな顔をする。
「でも
「うぐっ」
「ここに来たのは何のため?」
「そ……それは――」
俺は言葉に窮した。
そんな俺をニッコリと見る
「
キッパリと言い切られた。
ぐうの音も出ないとはまさにこのことだった。
そして俺は泣く泣く休暇を諦めるしかなかった。