
ね…………眠い。
はっきり言おう。
物凄く眠い。
それはここ最近のハードスケジュールのせいだ。
溜め息を吐きながらいつものように茶菓子と紅茶を用意する。
そんな時、ノックが聞こえた。
客?
そう思ってエントランスホールに行くと、すでに
そして
紫色の長い髪……
見間違えようがない。
あれは……
「
俺の声に反応して
「お久しぶりです。
「はい」
「元気そうですね」
「……はい」
無事ではある。
とてつもなく忙しいが――
「
「ええ、とても」
「今テラスにいらっしゃいますよ」
「案内してもらえますか?」
「では
そう言われるが――
「でもキッチンにティーセットが……」
置きっぱなしである。
「準備途中ですか?」
「いや、用意だけは整っているけど……」
「ならそれはボクが運びます」
「
一抹の不安が過ぎる。
「……お願いします」
でも、上司を放っておくことは出来ない。
俺は
そこには
「まぁ……」
神界のSSSランクの神三人を見て流石に驚きを隠せないようだ。
俺も今でも信じられない。
「あれ、
「お久しぶりですわ」
「元気にしてますか?」
「ええ、もちろんです」
そう言いながら優雅に一礼して近づいた。
そこに
「
「僕は全然大丈夫だよ」
俺は
「ではあとは――」
ちらりと視線を俺に向ける
「
「それも大丈夫だよ」
「ええ、私がみっちりしごいて差し上げます」
「
「まぁ、本当ですか?」
「ええ」
「はい」
二人の返事に嬉しそうに微笑む
「これで
確かに、勉強の方は大丈夫かもしれないが……俺自身が大丈夫ではないかもしれない。
この