
最近、
フラフラしていたりする。
「
とても大丈夫そうにはみえないが、そう尋ねてみる。
「――平気」
明らかに悪い顔色。
それでも
「
「本当に大丈夫……」
「でも――」
フラリとよろけた
「昔はこんなの良くあったことだから」
そう言った
「
だから大丈夫だというのか?
でも……つい最近までは元気だった。
普通に喋って行動できた。
こんなに具合の悪そうな
「ごめ……少し…………休む――」
「そうした方が良い」
俺は
寝室につくと、すぐに眠ってしまった。
パタン。
寝室の扉を静かに閉め、部屋を後にした。
そして、暗い表情の
「
「…………それは――」
「確かに、あの方は封印のせいで弱っているのかもしれない……でも! 最近まで元気だった。そうでしょう?!」
「……そう、だね……」
「突然あんなに……あんなに元気がなくなるなんて事……あるんですか!?」
「それ、は――」
「
考えたくない……
考えたくなどない……
このまま、
そんなこと……
「へ……きふ…………様?」
いきなり
「大丈夫です。
それは、まるで自分に言い聞かせているように聞こえた……
それでも……不安だけが…………………………過ぎる……――